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キングカメハメハと4分の3同血のペルセンプレ

  • 2011年01月25日(火) 00時00分
 エアガガ(牝 栗東・笹田和秀 父ジャングルポケット、母エアラグーン)
 母エアラグーンは1勝馬だが、その全兄に二冠馬エアシャカール、半姉にクイーンS(GIII)を勝ったエアデジャヴー、姪に秋華賞(GI)を勝ったエアメサイアがいる良血。「ジャングルポケット×サンデーサイレンス」は優れたニックスで、フサイチホウオー、トールポピー、アヴェンチュラの三兄妹のほかに、ジャガーメイル、アプリコットフィズ、トーセンキャプテンなど多くの活躍馬が出ている。芝向きの中距離タイプ。

 エクスプレシフ(牝 栗東・藤岡健一 父キングカメハメハ、母チアズメッセージ)
 半兄プレファシオ(父クロフネ)は昇竜S(OP)の勝ち馬。母チアズメッセージは京都牝馬S(GIII)の勝ち馬で、その全兄には重賞2勝のチアズブライトリーがいる良血。本馬と同血(父が同じで母同士が全姉妹)のサンデースイセイ(牝3歳)は昨秋勝ち上がり、8分の7まで血統構成が同一のデウスウルトは新馬戦2着→未勝利戦3着で、勝ち上がるのは時間の問題。このパターンはなかなか優秀。芝・ダート兼用のマイラー。

 オレンジシューズ(牝 美浦・田村康仁 父タイキシャトル、母ピンクシューズ)
 近親にはこれといった活躍馬はいない。ただ、「タイキシャトル×Sadler's Wells」という組み合わせはディープサマー(05年クリスタルC-GIII、船橋記念、アフター5スター賞)と同じ。また、2代母の父ロイヤルアカデミーはタイキシャトルときわめて相性がよく、この組み合わせを持つわずか3頭からサトノプログレス(08年ニュージーランドT-GII)、マイケルバローズ(07年富士S-GIII・2着)という活躍馬が出た。芝・ダート兼用のマイラー。

 サトノフォワード(牝 栗東・平田修 父ネオユニヴァース、母アドマイヤライト)
 半姉ヴィヴィッドカラー(父ダンスインザダーク)、半兄プロフェッショナル(父フジキセキ)はいずれも準OP馬。母アドマイヤライトの半妹にはスプリンターズS(GI)など重賞を3勝したスリープレスナイトがいる。また、近親にはアドマイヤムーン、ヒシアマゾンというビッグネームも。父ネオユニヴァースはヴィクトワールピサ、ロジユニヴァース、アンライバルドなどの父。本馬はDoubly Sure≒Mortefontaine 4×4という相似な血のクロスを持つ。重厚さが前面に出ている配合なので、素軽さが伝わっていればおもしろい。

 ペルセンプレ(牝 栗東・池江泰寿 父Kingmambo、母Tesla)
 母Teslaは未勝利馬だが、リーディングサイアーに輝いたキングカメハメハ(04年日本ダービー-GI、04年NHKマイルC-GI)の半姉にあたる良血。本馬の父はKingmamboなので、キングカメハメハとは4分の3同血の関係にある。母の父Fayruzは無名のスプリンター。これがどう影響するかだが、同じくキングカメハメハの半姉でスプリンターを父に持つハンターズマークという繁殖牝馬は、ディープインパクトとの間にターゲットマシン(2戦2勝)を出した。うまくヒットすれば大きな飛距離が出そうな配合。

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68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

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