いやぁ〜先週のヴィクトリアマイルは、実に素晴らしいレースでしたね。
数日たった今もなお、
「ステキだったなぁ〜」と呟いてしまうほどです。
なんと言っても、アパパネ・蛯名騎手の迷いのない騎乗振りは、しびれちゃうほどステキすぎましたぁ〜。レース後、国枝先生も、
「正義は、凄いね。自信をもっているよね」と関心の様子。やはり新馬戦からコンビを組み、3冠の道のりを共に歩み戦った絆というのは、凄いものがありますね〜。
もちろんアパパネに対しても、
「偉いね〜、ほんとにこの仔はレースによって体型も違うしね」と。
今回正直陣営は、中間のケハイに関して、今ひとつ何か物足りなさを感じていたのも事実だった様子。
パドックでも、秋華賞ほどの気合いのりはみられなかったように感じたのですが、蛯名騎手が跨った瞬間、馬にスイッチが入った感じとなり、返し馬では耳をピーンと真っ直ぐに伸ばし戦闘モードに。
そのあたりがさすが3冠馬ということなのでしょう。年齢と経験を積み重ね、古馬となった今では、全てを理解しているということのなのでしょう。素晴らしい。
一方、負けはしたもののブエナビスタも、やはり素晴らしい仔ですよね。
海外帰り、そしていろんな距離をこなしてしまうのですから。
今回こちらは、
「正直弱冠の余裕があるかなぁ〜」と話されていましたが、やはりそれが追い出し時の反応にあらわれた気も…。
しかしながら、それでも最後の最後まで詰め寄るのですから本当に見事!
感激のレースを演出してくれた2頭の牝馬、そしてジョッキーに、きっと多くのファンの方々が感動、感謝をされたことでしょう。
いい競馬を見させてもらいましたぁ。
さて今週は、オークスです。
初コース・初輸送競馬・初距離・初左回りと桜花賞馬マルセリーナにとっては初物尽くしですが、桜花賞時よりも体のボリュームが増し、たくましさも加わった感じ。
追いきりを終えた松田助手も、
「いいよ」とニコニコとした表情。2戦目以降、レースでは少しいきたがるシーンも見受けられますが、騎乗者の指示を受けての反応であって、馬自らの意志ではない気もしますので、そのあたりは心配し過ぎないほうがいいのかも。
一方のホエールキャプチャは、折り合いの心配がなく、しかも東京コースは経験済み。
池添騎手も、
「自分のリズムを大事に競馬をするだけ」と、迷いのない雰囲気。桜花賞のリベンジ、こちらも十分に期待できそう。
またハブルバブルも桜花賞時とは全く違う精神状態…。ン〜どの馬を軸にしようか、まだまだ迷います。
それでは皆さん、競馬場もしくは競馬中継でお会いしましょう。ホソジュンでした。