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ヒカルアマランサスが関屋記念で復帰!

  • 2011年07月21日(木) 18時00分
 まずはとても嬉しいニュースから。先週、このコラムで紹介したビキニブロンドですが、その後、ゲート試験に無事合格しました!よかったですね。

「4頭で一緒に試験を受けたんですが、その中でビキニブロンドがいちばんスタートダッシュがよく、ビューンと飛び出していきましたよ。文句なしの合格でした」と佐藤助手。

ビキニブロンド


 これで視野に入れていた小倉デビューに向けて調教が進められますね。安心しました。

 ヒカルアマランサスが栗東に帰ってきました。当初は秋の府中牝馬Sに出走予定でしたが「あまりに具合がいいため」(高野師)に夏にも一戦することになりました。

「府中牝馬まで休ませておく手もあるんですが、ひじょうにカイ食いがよくて体調がいいので帰厩させました」(高野師)

 ヒカルアマランサスはカイバ食いの良し悪しがコンディションを見定める目安になるので、これは何より嬉しい情報です。目標レースは関屋記念。牝馬限定レースを使うことが多かったヒカルとあって牡馬混合戦を叩くのは新馬戦以来二度目となります。

ヒカルアマランサス


「そのあたりもどう出るか。448キロというデビューから2番目の最低体重でヴィクトリアマイル2着という結果を残しているように、馬体重がどうなるか。など課題はありますが、この夏ひと叩きするには関屋記念がいちばんふさわしいレースだと思ったので決めました」(高野師)

 なお、関屋記念のレース後はふたたび放牧に出て、府中牝馬Sからエリザベス女王杯を狙うローテーションを進む予定になっています。

 ゲート試験に合格したダイシンキャンディがピッチをあげています。馬そのものはひじょうに垢抜けているのですが、なにぶん両前脚が内向きな分、不安も抱えているのも事実。

ダイシンキャンディ


「たしかに見たとおり、両前脚の格好は曲がっているさ。上のタガノデンジャラスもバアゼルリバーも脚元はとても丈夫だったからね。この馬もなんとかなると思っているんだ」と松田博師。今週はポリトラックコースで様子を見ますが、来週からは坂路やウッドチップコースへと調教を進めていくそうです。

 順調ならお盆くらいまでにはデビューできるとのこと。距離はマイル以上の芝のレースへの出走が予定されています。

デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)

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