乗れてる若手騎手に迫るこの夏の特別企画。2人目のゲストは、栗東の高倉稜騎手です。昨年は37勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手を受賞。世代最強騎手のデビュー2年目、その思いに迫ります。
高倉稜
1991年9月4日生まれ、熊本県出身。栗東・崎山博樹厩舎所属。同期は川須栄彦、平野優ら。10年3月6日に阪神5Rでデビューし2着。翌週14日に自厩舎のパープルスターで初勝利を飾る。同年は37勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手に輝いた。世代最強騎手のデビュー2年目に、さらなる期待が注がれている。
◆「即答!10の質問」
「高倉稜」が丸分かり!
―― まずは、競馬に関する5つの質問!
Q1.ジョッキーを目指した理由は何ですか?
一番の理由は、馬が好きだったからです。小さい頃に地元熊本の祭で馬を見ることが多くて、それで馬が好きになって。小学校の時に将来なりたい職業を考える授業があったんですけど、その時に「騎手」という仕事を知って、「なりたいな」と思うようになりました。
Q2.「他の騎手に絶対に負けない」ところはどこですか?
気持ちですね。負けない、絶対に勝ってやる! という気持ちです。
Q3.「この競馬場なら任せておけ!」という、得意な競馬場を教えてください。
好きなのは小倉ですね。地元にも近いですし。特に、小倉の1700mダートが好きです。ある程度前に行ったら勝てることが多い、ハナに行って残りやすいコースなので、今の減量を活かすことができます。自分の中でも小倉の1700mダートでは勝てているイメージがあるので、この夏の小倉が楽しみです。
Q4.実は…「ジョッキーを辞めたい」と思ったことがある?
ああ、あります。デビューしてすぐの頃に思いました。結構、先輩に怒られていましたので…。
競馬中や、レース上がってからも怒られて…その時は結構悩みましたね。「とんでもないところに来ちゃったぞ」って、勝負の世界の厳しさを感じたと言いますか。でも今では、辞めたいとは全然思わないです。
Q5.穴馬に乗るときはどんな気持ちで騎乗しますか?
んー、穴馬だからといって特に意識することはないです。穴馬でも人気馬でも、全部勝ちたいですね。
―― 続いて、気になるプライベートについての5つの質問!
Q6.苦手なものは何ですか?
長時間イスに座っているのが苦手です。だから移動が苦手で…。仕事柄どうしても多いんですけどね。1時間くらいだったら大丈夫ですけど、それ以上になったらもう、おしりが痛くなります。栗東から小倉に行くのが新幹線で2時間半強くらいですから、辛いですね(泣)。
Q7.コレクションしているものはありますか?
コレクションしているもの? ええと、あっ、洋服です。ポロシャツが好きなので、それは集めていますね。そういえば、今日もポロシャツですね(照笑)。色違いで持っていたりはしないですけど、いろいろなデザインのものをコレクションしています。
Q8.女の子への連絡はメール派? それとも電話派?
メール派ですね。電話はあまり好きじゃないです。どちらかと言うと口下手なので。緊張はしないんですけど、何かしゃべっていてもシーンって間が空いちゃうんです。
メールだったら短文、短文で返していって。返信が来るまでに結構時間はかかりますけど、でもやっぱり電話よりは。電話だと持たないですね。
Q9.ズバリ、理想の女性像は?
理想の女性像は…どうなんですかね? 前回はYUIが好きって言いましたよね。今も変わってはないんですけど、それは理想ですからね。
外見だと、まあ、きれいなタイプの女性が好きです。でもやっぱり、フィーリングだと思います。内面も、全部大事ですね。
Q10.理想のデートプランを教えてください。
デートは、とりあえず車でドライブして。夕方の海沿いで夕焼けを見たり、そういうゆっくり自然派デートがいいです。でもまだ、車の免許を持っていないんです。だから、本当に理想ですね(照笑)。