フェブラリーSの万馬券的中を皮切りにGI4連勝を決めた、元カリスマホスト・コヤチの「コヤチ式前走分析術」。夜の帝王として名を馳せた男が、馬券の帝王を目指し、明日の重賞を予想します!
「コヤチ式前走分析術」
■コヤチの予想法(コヤチ式前走分析術)
「コヤチ式前走分析術」は、その名の通り「前走」だけに着目した必勝法で、過去10年の結果がわかる表さえあれば誰にでも使用可能。内容は至って簡単。各レース(重賞)の過去10年表から3着までに入った馬の「前走」に着目し、どのレースを使い、何着までに入っていれば次走で激走できるかをチェック。今走において、その激走パターン(条件)に該当している馬を狙い撃つ必勝法。今年はGI戦線でその威力をまざまざと発揮。フェブラリーSでは馬連、3連複、3連単のトリプル万馬券をすべてゲットした。
■コヤチの予想&結論
・CBC賞(中京芝1200m)
6月開催となった2006年以降のCBC賞で、3着以内に入った馬全頭の前走に注目してデータを紐解いていきます。ちなみに2010年は京都競馬場、2011年は阪神競馬場で開催されていますが、データが少ないためにこれらも含めます。
まずは前走重賞組という括りからで、前走ヴィクトリアマイル。ここからは過去6年で2頭が3着以内に来ています。過去のCBC賞3着内馬の、前走ヴィクトリアマイルでの成績は、7着、11着。特に条件も見当たらずデータも少ないため、前走ヴィクトリアマイル使用馬からはすべての馬に注目します。
この条件に該当する今走馬は
◎スプリングサンダー
◎グランプリエンゼル
続いて前走重賞ステップからもう1つ、高松宮記念。過去のCBC賞3着内馬の前走高松宮記念での成績は、7着、11着。こちらも特に条件はないように見えますが、いずれも重賞勝ち経験のある馬。よって前走高松宮記念使用馬からは着順に関係なく、重賞勝ち経験のある馬に注目します。
この条件に該当する今走馬は
◎ダッシャーゴーゴー
◎マジンプロスパー
次に重賞以外で、前走阪神競馬場組に注目。特に1600m以下の距離限定で考えます。過去のCBC賞3着内馬の、前走阪神1600m以下での成績は、3着、8着。従って、前走阪神1600m以下で注目すべきは8着以内の馬となります。
この条件に該当する今走馬は
◎エーシンヒットマン
◎オールブランニュー
◎イセノスバル
その他のステップからは以下のケースがありますが、今走出走馬に該当馬はいませんのでこちらは参考まで。
・前走阪神牝馬S6着以内
・前走京王杯SC12着以内
・前走京都1400m2着以内
・前走中京1200m4着以内
・前走新潟1400m以下1着馬もしくは、重賞勝ち経験のある馬
・前走中央ダート1400m以下3着以内
以上、過去6年表のデータを踏まえて残った馬は、スプリングサンダー、グランプリエンゼル、ダッシャーゴーゴー、マジンプロスパー、エーシンヒットマン、オールブランニュー、イセノスバルの7頭になります。馬券は上記7頭の馬連と3連複ボックス、及び3連単のフォーメーションで勝負します。
・ラジオNIKKEI賞(福島芝1800m)
過去10年間のラジオNIKKEI賞で、3着以内に入った馬全頭の前走に注目してデータを紐解いていきます。ちなみに2011年は中山競馬場で開催されていますが、データにはこれも含めます。
まずは前走東京2000m。ここからは過去10年で8頭が3着以内に来ています。過去のラジオNIKKEI賞3着内馬の、前走東京2000mでの成績は、1着、1着、1着、1着、2着、3着、4着、17着。1度だけ17着と例外はありますが、それ以外は全て4着以内。該当する馬が多い為、前走東京2000m使用馬からは4着以内の馬に注目します。
この条件に該当する今走馬は
◎ロードアクレイム
◎ローレルブレット
続いて前走東京競馬場ステップからもう1つ、1600m組。過去のラジオNIKKEI賞3着内馬の前走東京1600mでの成績は、1着、4着、10着。よって前走東京1600m使用馬からは、10着以内の馬に注目します。
この条件に該当する今走馬は
◎ドリームトレイン
◎ファイナルフォーム
◎オペラダンシング
次も前走東京競馬場ステップで、1800m組に注目。過去のラジオNIKKEI賞3着内馬の、前走東京1800mでの成績は、1着、10着。従って、前走東京1800mで注目すべきは10着以内の馬となります。
この条件に該当する今走馬は
◎ウイングドウィール
◎タイセイグルーヴィ
その他のステップからは以下のケースがありますが、今走出走馬に該当馬はいませんのでこちらは参考まで。
・前走NHKマイルC7〜17着
・前走青葉賞4〜7着
・前走京都1400m4着以内
・前走中京1800m5着以内
・前走中京2000m1着
・前走京都1800m1着
・前走中山1800m1着
・前走福島1700m〜1800m6着以内
以上、過去10年表のデータを踏まえて残った馬は、ロードアクレイム、ローレルブレット、ドリームトレイン、ファイナルフォーム、オペラダンシング、ウイングドウィール、タイセイグルーヴィの7頭になります。馬券は上記7頭の馬連と3連複ボックス、及び3連単のフォーメーションで勝負します。
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最後に、日曜日9R以降のレースから注目馬券術の該当馬を一挙にご紹介します。今回取り上げる馬券術は以下の通りです。
・競馬王7月号の巻頭企画・亀谷敬正が明かす「6-9月の3歳馬で儲かる方法」=(巻頭)
・今井雅宏の「短縮ショッカー」=(短シ)
・井内利彰の「100%激走する勝負調教大全」の鉄板スポット=(鉄ス)
・棟広良隆×六本木一彦の「穴馬名鑑」=(穴馬)
※該当馬はすべて編集部が独自に調べたものですので、各理論の開発者の評価とは異なる場合があります。
7月1日(日) 9-12Rの馬券術該当馬
【福島】
9R サトノアポロ(鉄ス)
10R アントウェルペン(短シ)、リアルアヴェニュー(短シ)
11R クリールカイザー(短シ)、ショウナンカンムリ(短シ)、メイショウカドマツ(短シ)
12R クイーンアルタミラ(巻頭、穴馬)、ノーザンソング(穴馬)、リアリーラヴユー(短シ)
【中京】
9R タガノキャンドル(巻頭)
10R アマノレインジャー(短シ)、キクノストーム(短シ)、ケージーハヤブサ(短シ)、トウカイレジーナ(短シ)、ホクセツキングオー(短シ)、マウンテンファスト(短シ)
11R オールブランニュー(穴馬)
12R ブントバンコ(短シ)、
【函館】
10R ジャーエスペランサ(巻頭)、ニシノカチヅクシ(巻頭、短シ、鉄ス)、ニシノビークイック(巻頭)
11R イケトップガン(短シ)、トウカイパラダイス(短シ)、
12R ギガワット(短シ)、クレムリンエッグ(短シ)、ケージーヨシツネ(短シ)、
競馬王7月号
7月号は夏のローカルの勝ち方をテーマに骨太の企画が目白押し! 亀谷敬正が明かす「6-9月の3歳馬で儲ける方法」では、条件に該当する馬を買うだけで毎年儲かる、ウソみたいに簡単な馬券術を紹介しています。もちろん「ドル箱ノート」「迷い続ける馬券術」でもこってり濃厚な亀谷理論が読めます。新刊が絶好調の井内利彰は「リニューアル中京の攻略法」と「夏限定・厩舎の鉄板スポット」を公開!前号で大反響のあった「ホストの神」と「エリート医師」は両者譲らず的中の嵐! 対照的な二人の闘いは、ますますヒートアップします!当然、喜びの声がじゃんじゃん届いている綴じ込み付録「競馬収支ノート」も忘れてはいけません! その他、「POG特集/ファイナルジャッジ&公開ドラフト」など旬な企画も盛りだくさんです。