先週、フジテレビ「みんなのKEIBA」に現在ケガの為、休養中の後藤浩輝騎手が出演されましたぁ。
皆さん、ご覧になられましたか…?
私は日頃の競馬開催日、馬場に関しての状態を後藤騎手に教えてもらうことが非常に多いのですが、それは経験値に基づく的確な判断に加え表現力の豊かさが本当にステキで、後藤騎手の言葉をそのまま放送でも使わせてもらうことも度々。
やはり普段から雑誌等に連載をされていることもあって、頭で考えたことを一度整理して言葉にされる能力にたけていらっしゃるのでしょう。もちろん生まれ持っての感性と、ベテランゆえの深みと。
そして今回、生番組でご一緒させて頂いたことによって、さらに魅了されたのが動体視力の良さ。
3コーナー手前あたりで既に勝ち馬を見抜いているのです。というのも、放送中には流れませんでしたが、モニターを見ながら向正面あたりで、
「○○○○」と馬の名前をよみあげたその馬がほぼ1着に。
これはレースの流れを的確によみ、なおかつ最もスムーズな競馬ができている無駄な動きのない馬を見抜いているからこそできること。
やはり現役のG1ジョッキー、凄いです。
それにしても今回のオリンピック報道を見ていても、実際にその競技を経験されてきた方々の解説、素晴しく巧いですよね〜。
水泳、マラソン、サッカー、バトミントン、バレー等々、全てにおいて元アスリートの方々の聞きやすい流暢な喋りと、経験に基づいた説得力ある説明。
テレビを見ていても凄く心地がいいですよね〜。一昔前で言うと、アスリート=寡黙、またはぼくとつした感じの物言いというイメージが強かったように思えますが、選手生活でトップを極めて、さらに喋りも一流の方々ばかり。
しかもさわやかで力強さもあって流暢で、なおかつ温かみもあり、そして納得のいく説明と解説。
お恥ずかしいことに私は騎手として3流…喋りもまだまだで、今回のオリンピックは、私にとって、いろんな意味で刺激と勉強になっています。
皆さんは、オリンピックをどのようにご覧になっていますか?
さて少し競馬の話に戻りますが、先週の競馬を見ていても、3歳世代のダート、実に面白いですね〜。秋競馬はその3歳世代と4歳のローマンレジェンド、この馬たちが新たな時代を作っていく、そんな勢いを感じます。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。