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馬券サバイバー・プロのガチンコ2点勝負 加納裕一編

  • 2012年08月18日(土) 20時00分
 第6回の挑戦者は、本誌「でる単」でお馴染みの加納裕一氏です。

 広告のコピーライターから競馬専門紙編集長への転身後、故大川慶次郎氏から薫陶を受けた加納氏。本誌では単複名人として、10年以上前からさまざまな企画で予想を公開し、数々の単複馬券を的中させてきました。かつての「馬券サバイバー」にも何度か登場いただきましたが、02年の新潟記念を人気サイドながらきっちりと仕留めており、夏場も苦にしていません。

 今年もWIN5企画で七夕賞のアスカクリチャンを2頭のうちの1頭に指名しており、期待が高まります。

加納裕一

加納裕一

◆今週のチャレンジャー…加納裕一

◆普段の予想スタイル…「すべての馬券の基本は単勝にあり」を基本姿勢として、「無駄な馬券は買わない」ことにこだわる[でる単]流。連勝馬券が複数購入しても1点しか的中しないなら、そのぶんを単複に回すべきという考え方から、複勝をメインに単勝をボーナスとして単複で利益が出るように資金配分している。単複の応用といえる3連単を買う場合も、軸1頭マルチ4点(36点)までに抑えている。

◆得意レース…ハンデ戦。独自の分析により各馬のハンデを5段階で診断し、「すごく有利」と出た馬のなかから、厩舎のパフォーマンス&馬の能力を加味して単複馬を決定。上記した七夕賞のアスカクリチャンは、京都金杯の好走に対して55キロで出走できたことをハンデの盲点とし、初の福島と鞍上に対しても「初モノは人気薄にはプラスに作用する」というでる単格言から買い材料と捉えてピックアップした。

◆参考にするファクター…陣営の思惑と馬の能力を読み取り、今回のレース条件や季節、ローテーションなどがその馬の勝ち負け(単複)に繋がるかを判断する。また、狙った馬の好走条件や勝負どころを書きとめておくマイ厩舎作りによって、確実に追っかけ馬の勝負時を狙い撃つ。

◆加納氏の詳しいプロフィールは、競馬王ブログをご覧ください!

◆勝負レース
(日)小倉11R北九州記念

◎08.エーシンリジル
○15.エーシンヴァーゴウ
単勝 8 50%
ワイド 8-15 50%

 昨年のこのGIIIで2、3着だった上記2頭も含めて4頭をエントリーしてきたエーシン軍団が今年も手ブラで帰るはずがない?と見ました。好調4頭とも厩舎が違うのでどれもがガチンコ勝負。となれば、良馬場での短距離実績と、今回のハンデの有利不利を考えれば良く、4頭の中で最も速い時計がある8エーシンリジルが53なら文句なしの単候補です。ただ、時計はともかく56なら15エーシンヴァーゴウも条件的にほぼイーヴン(6、9はハンデ不利)。15エーシンヴァーゴウが8エーシンリジルに先着し、さらに何かに割り込まれた場合に備えておさえの半額はワイドに投資します。

◎馬券サバイバーとは…?
 2001〜2004年に「競馬王」で行われていた伝説の企画『馬券サバイバー』が、さらにガチンコ感を増して復活!
 今回は「2点以内」の縛りのもと、「最も当てる自信のあるレース」(日曜日に開催されるレースならば、どれを選択してもOK)で勝負する。「本命党、穴党問わず、馬券のプロフェッショナルは絞って馬券を当てられるはず」というコンセプトのもと、挑戦者の方には予算1万円、2点以内で勝負してもらい、当たれば総獲り、外れればノーギャラというルールで敢行。

◆来週のチャレンジャーは…
ファミリーナンバーを駆使して勝ち馬を導き出す新しい血統論の旗手、片野治雄氏です。

競馬王9月号

競馬王9月号

 9月号は「1番人気のガチ度を見抜く!」をテーマに人気 ライター陣が極秘データ&馬券術を披露。伊吹雅也の「鉄板/消しの最新セオリー」では1強or2強パターンや騎手&調教師アゲサゲデータ、社台グループの勝負度合いなどを分析。亀谷敬正は「1番人気で勝った馬は昇級戦でも買え!」をテーマに前走1番人気のオイシイ馬券術を、井内利彰は「誰にでもできるガチ調教チェック」を、そして半笑いは「新潟ダ1200mの超・鉄板条件」をそれぞれ披露してくれています。これらの必勝法を大好評の「綴じ込み付録・競馬収支ノート」と連動して使ってもらえれば、収支の大幅アップは間違いなし!その他のコーナーでは棟広良隆が「京大式馬券格言」を披露。コースの鬼!・城崎哲は「緑の砂問題/新潟競馬場攻略」について分析。新コーナー「休み明けパラドックス」では、休み明けの概念を覆すまったく新しい理論を大公開!その他、POG関連の情報も盛り沢山でお送りしています!

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関連サイト:競馬王オフィシャルブログ

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