先週の木曜日、栗東を出発して札幌へと向かい、その後は新潟→札幌→栗東→大阪→東京、そして今週末の新潟入りと、約10日の間にいろいろなところにうかがわせてもらいました。
およそ1年振りとなる札幌では、エルムステークスで誘導馬に騎乗。記憶が定かではないのですが、馬に乗るのは2年前ぐらいに、ノーザンファームしがらきで坂路コースに乗せてもらって以来…。
元騎手とはいえ、馬乗りがヘタだった過去の事実と、かなりの久々とあって、当日の早朝、札幌競馬場の乗馬センターで、子供たちに混じって少し乗せてもらうことに。
と言ってもあまりハードなことはしなかったのですが、将来騎手を目指して乗馬練習をしている子供の姿が、みょうに昔の自分と重なり懐かしくなりましたし、実際に誘導馬に騎乗をし、馬に乗った視線から見たパドックや、馬場に出て返し馬に向う騎手と馬の後ろ姿には、改めてカッコイイなぁ〜とシビレマシタ。
さてレースですが、やはり想像をしていた通り、4歳馬のローマンレジェンドと7歳馬エスポワールシチーの一騎打ちの対決となり、最後まで目の離せない素晴しいレースとなりました。
勝利は僅差でローマンとなったわけですが、体を見ても陣営に話をうかがっても、まだまだ成長途上の中での走り。やはりこれからのダート界を引っ張っていく存在となりそうですね。
一方のエスポは、59キロを背負ってですから、こちらも負けたとは言え、強い内容。
哲三騎手も話していましたが、ここ最近の内容と雰囲気は遠征後の中でも1番いい感じの様子。もちろん全盛期とまではいかないものの、この馬の精神力と陣営の献身的なケアを感じるものでした。
それにしても秋のダートG1戦線は、古馬の実績馬vs4歳馬ローマンレジェンドvs3歳馬と、面白い構図となりそうです。
一方、日曜日に行われたキーンランドカップは、アイビスサマーダッシュに次いでパドトロワが勝利。この勢いが、秋のスプリンターズSに繋がるか否かは、相手云々というよりも、暑さに弱い過去の背景から、札幌から栗東までの輸送と温度差、そのあたりが鍵となりそうです。
さぁ今週は新潟で新潟記念が行われます。
注目は、前走で念願の重賞Vを飾ったエクスペディションですが、この馬はパドックがポイント。気合いを表にだしている時のほうが走るタイプ。ぜひ、チェックを。
そして明日の札幌2歳Sは、コディーノ、トーセンパワフル、ラウンドワールドの3頭に注目しています。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくは、フジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。