先週の神戸新聞杯、ゴールドシップの強さが際立つものでしたね〜。私はゴールドシップが皐月賞を取る前、いや正確に言えばラジオNIKEEIの時点で、菊花賞はこの馬と決めていました。

　ですので、非常にこの秋を楽しみにしていたのですが、馬自身の張りやボリューム感という意味では、あまり夏を越しての成長が感じられなかった点と調教の内容から、今回は評価を下げてしまいました…終わってみればツヨイ内容。ほんと情けない。

　しかしながら今回の走りを見ても、距離が延びることに対しては何の不安もないタイプ。いや逆に、道中の余裕振りと2段階の脚が使えるあたりは、淀の3000mがピッタリといったほうがいいのかも。本番での勝利、濃厚となる一戦でした。

　さて一方、馬体の成長を著しく感じたヒストリカルですが、こちらは逆に距離が長すぎるのかな？と　思える内容。

　体型的にみても、2400mというよりは、マイルあたりがベストなようにも…。年齢とともに適性距離もハッキリしてきますので、そのあたりも考えなければなぁ〜と、こちらもまたまた反省でした。

　さて今週末は、秋競馬第1弾となるGI・スプリンターズSとなります。注目は、何といってもカレンチャンでしょう。

　前走敗れたとは言え、斤量と展開を考えれば、逆に4着に踏ん張ったことで、改めて力を見せ付けられた内容でした。

　もともと休み明けを一度叩かれてガス抜きもできるタイプですし、斤量も56キロ→55キロと好材料の中での1戦。春よりも体付きがシッカリとしてきましたし、個人的には、昨年よりも今年のほうがいい状態のようにも。連覇に期待します。

　相手ですが、同厩舎馬のロードカナロア。

　前走を振り返り岩田騎手は、「仕掛けが早いのは分かっていたけど、前を行く有力馬たちを捉えにいかなきゃならない立場でもあったし、本番を考えて、いろいろなことを試したかった。乗り方次第では勝っていたと思うけど、いろんな意味で収穫もあった。もちろんカレンチャンは強いし、外国馬も気になるけど、僕のも当然、勝ち負けを意識できる馬」と、かなりの自信。

　馬自身も、明らかに前走よりは体のボリュームがでており、グット。一発あってもおかしくない雰囲気を感じます。

　一方、人気薄で気になるのが、スプリングサンダー。展開に左右されるところはありますが、具合は抜群です。

　さて土曜日にも注目レースが行われますが、シリウスS、グレープブランデーも、前走以上のデキに。しかも今回は輸送もない分、この馬にとってはプラス。また同じく安田厩舎の新馬サトノプレシャス、こちらも期待できそうですよ。

　そしてGIレース当日ですが、中山競馬場には、女優の平愛梨さんが来場され、レース展望、プレゼンター、回顧にも参加されます。せひ可能ならば、中山競馬場へ。無理な方は、フジテレビ「みんなのKEIBA」をご覧いたければ、うれしいです。

　それでは、ステキな週末をお過ごし下さい。
　ホソジュンでしたぁ。