3番人気は僕に与えられた評価
乗り替わりとはまた違う、二冠がかかった代打という大仕事を、完璧にこなしてみせた川田。「緊張はしなかった」という彼の精神力は、人気の受け止め方にも表れている。
「パドックで(電光掲示板を見て)、あぁ3番人気かと。桜花賞であれだけのパフォーマンスをしてもなお、関係者の方はまだ六分、七分のデキだとおっしゃっていたので、それより確実に馬が良くなっていたのがオークスだったんです。だから、“3番人気”というのはジェンティルドンナではなく、僕に与えられた評価だと思いました。ファンの方にしてみれば、僕にはそれだけの信頼しかないということでしょう。これが現実だな、と思いましたね