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松山康久調教師/ヴィクトリアM Part3 『過去の経験、そして調教師人生の集大成』

  • 2013年05月09日(木) 12時00分
 松山が調教師となって、今年で40年目。その間、ミスターシービーでクラシック三冠を達成し、天皇賞・秋も制した。

「父の厩舎に追い込みのシービークロスというのがいて、なかなか大きいレースは勝てなかったけれど、後ろからフワフワ走って、最後でシューッと来る。あの馬は切れたね。ミスターシービーもそうだった。来るぞ、来るぞと言って、やっぱり伸びて来るのは、気持ちが良いよね。あの馬は普段は大人しくて、暴れる時はすごかったけどね。サウンドオブハートも馬房では大人しいし、普段は滅多に暴れないけど、やる時は怖いくらいダイナミックに暴れるからね」

 普段は無駄な力を使わずに、ここぞという時に爆発力を見せる。これは強い馬の共通点のようにも思える。

松山康久調教師

ジェニュイン、新馬戦優勝時

「最初のサンデー(サイレンス)の仔だったし、思い入れが深い馬だった」

 というのは、皐月賞、マイルCSに優勝したジェニュインだ。同世代のベストタイアップも、切れ味という点ではジェニュインよりも上だったかもしれないと松山は言う

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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