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松山康久調教師/ヴィクトリアM Part2 『今年の活躍に繋がった骨折休養』

  • 2013年05月09日(木) 12時00分
 明け3歳になっての初戦、紅梅Sに優勝したサウンドオブハートは、再び松岡を鞍上に迎えて桜花賞に出走する。阪神JFとは違い、絶好の位置取りで、理想的なレース運び。

「うまく折り合って、松岡の感じも良かったからね。4コーナーを回るまでは、これは来るぞ! と思ったけれど、なかなか伸びなくてね。ようやく4着まで食い込んできたけどね」

松山康久調教師

桜花賞後、レース中の骨折が判明

 松山の言葉通り、手応えに反して直線では伸びあぐね、持ち味の瞬発力を十分に発揮することなく4着でゴール。レース後に、左前脚の骨折が判明した。

「桜花賞を見返しても、やはりレース中に膝の故障が発生したのだと思うね。帰ってきたら、少しハ行していたしね」

 骨折は休養を意味する。それまで順調に刻まれてきた競走馬としての歩みも、ここで一頓挫した。しかし、松山はこれが良い休養になったと解釈している

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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