5歳になって、更に進化しているロードカナロアだが、高松宮記念を使って、間隔が空いた今回はどのような状態なのだろうか。また、この中間の追い切りの状態、そして、最終追い切りにCWコースを選んだ理由とは。
坂路を駆け上がるロードカナロア
1週前追い切りはいつもと同じ坂路馬場。スイートジュエリーと併せて、4F52.6秒で先着。後半2Fを馬なりで12.0〜12.0秒のラップを踏めるのは、ロードカナロアくらいのものだろう。
「文句ない動きでしたね。まだ余裕があったみたいですし、昔のようにガムシャラに走ることがなくなりました。テンをゆったり入って、後半を伸ばす、すごくバランスのよいラップの踏み方ができたと思います」
そして最終追い切り。追い切り場所がCWコースになったのは、2012年シルクロードS(1着)の最終追い切り時以来。更に驚いたのは、鞍上に岩田康誠騎手が跨ったこと。最終追い切りにジョッキーが跨るのも、2011年ドナセラ賞(1着)以来。これらの変化について、師は