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馬券サバイバー・プロのガチンコ2点勝負 伊丹治生編

  • 2013年06月15日(土) 20時00分
「競馬王×netkeiba.comコラボコーナー」にて公開の馬券サバイバー。47回目の挑戦者は、本日6月15日(土)に最新刊『勝ち切るための馬券心理学〜なぜ、日曜最終の大勝負を止められないのか〜』が発売となる伊丹治生氏です。競馬で勝つための心構えを心理学の観点から研究しており、第10回の馬券サバイバーでも見事的中を収めた伊丹氏。ブレない心から導き出された最終結論に注目です!

伊丹治生

伊丹治生

◆今週のチャレンジャー…伊丹治生

◆普段の予想スタイル…当たり外れにこだわり過ぎず、「外れても納得できる」予想を心がける。少ない投資で、大きなリターンを得るのがギャンブルの妙味。抑え馬券はほとんど買わず、「来たら仕方のない馬」はバッサリ切る。必然的に「外れ」が続くことも多いが、当てにいって薄い儲けを掴まされることが、もっとも悪い結果だと考える。競馬場に行くと必ずビールを飲んでしまうので、勝負をするときはWINSかPATで「ぼっち競馬」が基本。

◆得意レース…東京や新潟など、広くて直線の長いコースで行われるレース。定量戦、別定戦を好み、ハンデ戦は避ける。「得意」というより前提条件になるが、雨が降ったら馬券は買わない。夏場はビールがおいしいので、どちらかというと寒い時期のほうが当たる。

◆参考にするファクター…馬の体調やコース適性、レースの展開、陣営の思惑などを総合的に判断するが、自分の情報処理能力を超えるほどのデータは集めない。ゆえに血統やオッズはほとんどスルー。能書きがすらすら出てくるときより、直感的な予想が案外正解であることが多い。

◆伊丹氏のプロフィールの詳細、馬券サバイバーのルールは、競馬王ブログをご覧ください。

◆勝負レース
(日)函館11R 函館スプリントS
◎12.ドリームバレンチノ
○02.テイエムオオタカ
▲03.サクラアドニス
馬連 02-12 95%
3連単 12-02-03 5%

「雨が降ったら馬券を買わない」というマイルールを守るため、今回は梅雨のない函館のメインで勝負。ここはドリームバレンチノの相手探しですね。素直にテイエムオオタカを対抗にしましょう。気持ち的には馬連1点勝負ですが、この原稿を書いている時点のオッズが6.1倍。ちょっと物足りないので、スケベ馬券としてサクラアドニス3着の3連単を5%だけ追加してみます。

 スケベ馬券を買うときは、ついヒモ荒れを狙ってしまいがちですが、あくまで当たってほしいのは本線。特に今回のようなド本命を買うときは、馬連や馬単のヒモを追加するよりも、本線の買い目を3連単や3連複にカスタマイズしてダブル的中を狙ったほうが心理的にブレません。

◆来週のチャレンジャーは…6月21日に最新刊『競馬に強くなる調教欄の取扱説明書』が発売となる井内利彰氏です。

勝ち切るための馬券心理学

勝ち切るための馬券心理学

『勝ち切るための馬券心理学〜なぜ、日曜最終の大勝負を止められないのか〜』6月15日発売!!
 前作『勝てる思考の馬券術』で、競馬予想の世界に「心理学」という概念を持ち込み、業界に新風を巻き起こした伊丹治生が満を持して送る、馬券心理学の決定版がここに完成しました。 他人の意見に流されて予想を変えてしまう、オッズによって自信が揺らいでしまう、日曜最終レースにメインレース以上の金額を張ってしまう…などなど、“心のブレ”によって的中を逃した経験が誰しもあるはずです。予想は合っているのに買い方で失敗してしまう原因の大半は、精神的なもの。“心のブレ”の原因を突き詰め、自分自身を知ることで、今まで「惜しい不的中」だったものが「何とか的中」に変えることができるのです。

 他人の予想に惑わされない心の持ち方/なぜ、馬券を買い過ぎてしまうのか?/本命党、穴党、それぞれの心理学的メカニズム/データと上手に向き合う方法/負けを引きずらないために/馬券あるある78


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偶数月8日発売の最先端の儲かる理論を発信し続ける馬券攻略雑誌。亀谷敬正、今井雅宏、井内利彰、古澤秀和など、有名予想家が理論やレースへの見解を発表する場として、コアな競馬ファンに支持されている。ダビスタ雑誌として一世を風靡(?)した過去もある。

関連サイト:競馬王オフィシャルブログ

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