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暑さへの対策

  • 2013年07月19日(金) 12時00分
 マタニティー留学も早3週目。
 残すところ3週となりました。

 リスニング・マンツーマンでのトーキング、グループレッスンと週中は英語付けの毎日を過ごしているものの、本当に上達しているのか?不安なところも…。
1ヵ月という短い期間ではありますが、されど1ヵ月となるように気張りたいと思います。

 その話はさておき、日本の競馬をライブで観戦することはできないものの、インターネットで直ぐに情報が得られ映像も見ることができる状況に、つくづく便利な世の中だなぁ〜と思います。

 また気候に関してですが、来る前は日本以上の暑さを想定していましたが、ジメジメとした蒸し暑さを感じることはほとんどない状況です。

 こちらの方によると、マレーシアが50とするなら日本は90に値する湿度だと話されていましたが、非常に過ごしやすく、日々体重が増加していく私にとっては実に快適です。

 逆に日本の今年の夏は異常の暑さのようですね…。ネットでニュースを見ていると、熱中症でバタバタと人が倒れているとか…。

 皆さん、大丈夫でしょうか?
 競走馬においても当初は新潟での出走を考えていたものの、この異常な暑さを心配して函館を選択するケースもあるようですね。

 特に馬は暑さに弱い生き物。
 私が毎年通っていた新潟競馬では、熱中症や心臓発作で倒れる馬も見受けられていただけに、暑さ対策をどうするか? が馬の無事はもちろんのこと、勝敗に関しても大きなファクターをしめそうですね。

 年々、各陣営が新しいアイデアを生み出し、それが後々主流となっていきますが、ここ最近目にしたケースにおいては、クーラーボックスの中に氷水をいれ、そこにメッシュの馬服を浸し、レース直後の検量室前で着させていました。

 また厩舎においてはクーラーやミストを導入するところも年々増えていますし、各々の馬の暑さに対する強さ・弱さを考え、調教時間を調整するなどの配慮も。

 特に暑い夏だからこそ、今だけの問題ではなく、その後の回復や成長・今後の活躍にも繋がること。それゆえ人間がどれだけ馬の状態を察することができ、それに対応できるか?がとても重要となりそうですね。

それでは皆さん、また来週お逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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