競馬の世界も「とうとうそういう時代になってきたのだなぁ〜」と思えるニュースが今週飛び込んできましたね…。
外国人騎手と海外で活躍する調教師に対する受験規定が大幅に変わりました。
これによって前々から強く切望していたミルコ・デムーロ騎手のJRA移籍が現実的なものへとなる可能性が強くなることに。
騎手の世界も、すぐにとは言わないものの十数年後には相撲の世界のような状況になっている可能性も十分に考えられるのでしょうね。
となると、現在ある競馬学校騎手過程の在り方そのものも今後変化してくるでしょうし、騎手として生き残る状況は今後益々険しいものとなっていきそうな気がします。
そしてこれは単に騎手だけの問題ではなく、外国で免許を取得して開業をしていた調教師が日本に移籍することとなれば、それにともなって従業員の規定にも変化がうまれることも想像できるだけに、この発表は競馬サークルで働く人々にとっても危機感を持たなくてはならないことなのかもしれない、そう思えるものでした。
競馬の世界も日本の世界も、グローバル化へと進んでいるということなのでしょうね。
さて話は変わり先週のメイショウナルト、インコースからシュッと抜け出す内容で悲願の重賞Vとなりましたね〜。
デビュー時から能力の高さを感じさせ若駒の時は重賞にも手の届く勢いでしたが、段々と気性の難しさが顔をだし、休む前あたりのレースにおいては自分から走ることをやめてしまっていたところが…。
その姿に陣営も、「もう苦しいのかも…?」と肩を落とされていただけに、やはりこの勝利は格別なものがあったように思えます。
さぁ今週は関屋記念となります。
前走の中京記念から挑む組の中からは、斤量56キロ→54キロ叩き2戦目となるドナウブルーと、斤量+2キロとはなりますが内容のよかったワイズリーの2頭に注目。
そして極端な競馬があうタイプゆえ、新潟のマイルは適性が高いと感じるジャスタウェイに。
また土曜日10レースに出走する2戦2勝馬、スマートレイアーがどんな競馬をするのか?そちらも楽しみです。
それでは皆さん、また来週お逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。