先週の中山芝は開幕週にしては少し時計がかかり、エクセラントカーヴやサンバジーリオのようなどちらかといえば中山より東京向きのストレッチランナーが、外々を回って差し切ってしまうシーンが目についた。どうやら馬場硬化防止のためのエアレーションやシャッタリングの影響のようだ。
◆機動力兼備で中山もOK
ヒラボクディープはキズナやアユサンと同じディープインパクト×Storm Catだが、母母にパワーの血があまり入らないので、上記2頭と比べると少し緩さがあってバーンと弾けきれないところが春はあった。この休養で少し体つきは逞しくなったようにも見え、ここは成長が問われる場。母系にTom Foolが入って機動力ある脚質だから中山はOK、先行馬の顔ぶれをみるとあまりペースは上がりそうもないので、好位で自在に立ち回れるのも有利だ。
◆Roberto3×5なら中山でも