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天皇賞の振り返り、そして…

  • 2013年11月01日(金) 12時00分
 ハマリマシタネ〜、先週の天皇賞。

 速い流れで爆発的な末脚が存分に発揮されたジャスタウェイ。それにしてもあそこまで突きはなすとは…。
 またレース間隔を考えると、きっちりとここを目標にした作りが感じられるローテーションも良かったのでしょう。

 一方1番人気に支持をされたジェンティルドンナは休み明け。
 もともと一度使われてガス抜きもできるタイプゆえ、その点が折り合いを欠いてしまう要因だったのでしょう。それでも2着を確保するあたりには、この馬の高いポテンシャルを感じるものでした。

 そして宣言通り自分のレースに徹したトウケイヘイローですが、個人的にはもう少し最後踏ん張れるかなぁ〜と思ったのですが…。
 G1の舞台で東京の長い直線は、条件的には厳しかったのかもしれませんし、エイシンフラッシュにとってもペースの速い縦長の流れは一瞬の切れ味が活かされない展開だったように感じました。

 一方、大敗とはなりましたが、個人的には当日のパドックから好印象だったのがトーセンジョーダン。
 というのも久々にレースに向かう気持ちに前向きさが見受けられました。
 まぁしかしその一方で、久々ということもあってトモは寂しくうつり、ここを叩かれての次回がよくなりそうな雰囲気を受けました。気持ち的な面さえ復活すれば体は後からついてくるもの。
 次走、馬券購入も含めて注目したいと思っています。

 さて話は変わり、ベイビーが産まれて1ヵ月が過ぎました。

 昼夜逆転こそなくなりましたが、夜中1時間ごとに泣き出し授乳をする日もまだまだありますし、赤ちゃんの分の洗濯物、夕食の買いだしとその準備、そして沐浴(赤ちゃんのお風呂)と、これまでの自由な二人暮しが一変しテンテコマイ。

 本当に1日の中でやることがいっぱいありすぎて育児の大変さを、身を持って体験中です。

 しかしながらその一方で、赤ちゃんの方も少しずつ物事を理解しているのか?夜中3〜4時間の間隔で寝てくれる日もあり、私の体も徐々にラクに…。

 7月から産休を頂いて早4ヶ月が過ぎましたが、今月から対談や司会の仕事のお声掛けを頂け、栗東近辺で少しずつ復帰。

 何せ始めてのことゆえ多少の不安はありますが、肩肘を張らずに自分のリズムを取り戻しながら、この経験がより人としての幅を広げさせてくれると信じ歩んでいけたらなぁと思っています。

 それでは皆さん、また来週お逢いしましょう。
 ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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