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勝ち続けるプレッシャーとは…

  • 2013年11月08日(金) 12時00分
 須貝厩舎と福永騎手の勢いはとまりませんね〜。

 両者ジャスタウェイでG1勝利を手にした天皇賞に引き続き須貝師はアスカクリチャンでアルゼンチン共和国杯を、福永騎手はブライトラインでみやこSを制覇。

 福永騎手にとって菊花賞から天皇賞そして今回と、今年の前半重賞勝ちに恵まれなかったことがまるで嘘のような結果に…。

 気づけばCBC賞から5つの重賞勝ちですから、ほんと凄いの一言。

 また凄いと言えば中央への移籍後から毎週において勝利をおさめている戸崎騎手。

 先週の競馬中継の実況で、

 (そうだったんだぁ〜)と思いましたが、野球の田中将大投手ではないですが、勝ち続けることを意識した時、そのプレッシャーというのは計り知れないものがあるのだろうなぁ〜と感じます。

 よく騎手は新聞記者や実況によって、

 (あ、そういう記録があるンだなぁ〜)とか

 (そうだったのかぁ〜)と逆に気づかされることがあり、今回のケースも戸崎騎手自身は意識していたのか?どうかは分かりませんが、このように取り上げられることによって、おのずと周囲の関心事へと変わり注目を集めることに…。

 そのあたりを戸崎騎手自身はどう受け止められているのか?個人的にはそのあたりに興味がそそられ、今週の騎乗そして今後、何かの機会にその胸の内を聞いてみたい思いとなりました。

 さて話は変わり、もう恒例となったジョッキーベイビーズ、本当にかわいいですよね。

 ただ今回はゴール後に落馬をした1人の子の足が鐙から抜けずに引きずられる場面もあり、かなりヒヤッとしました。

 勝利したのは斎藤誠調教師の息子さんとのことで、お父さんもさぞ嬉しかったことでしょうね。私も今回息子を出産したことで周囲から、

「乗馬をさせるの?」とか「騎手にしたいの?」「騎手を目指すのでしょ?」なんて言われますが、私の子とは思えないほどデカインデス。1か月ちょっとで早5キロ近くあり、しかも通常の倍のペースで日々体重が増加。

 身長も平均値より高く、足もビックで将来大男になりそうな気がしています。

 まだまだ先の話ですが、どんな道を選ぶのでしょうね…。

 さぁ今週はエリザベス女王杯。デニムアンドルビーのコース替わりに期待をしていましたが、中間のマイナス体重と追いきりの動きに多少心配なところもあり、当日のケハイがカギとなりそうな気が…。その他では、メイショウマンボ・ホエールキャプチャ・ディアデラマドレに。

 それでは皆さん、また来週お逢いしましょう。

 ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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