◆多くのファンが魅了されたのだと改めて感じたオルフェーヴルの引退式
新年、明けましておめでとうございます。年末・年始、皆さんはいかがお過ごしでしたか?
私は出産後始めてとなる里帰りをし、実家の愛知県で過ごしました。
マイベイビーですが、まだまだ夜泣きをする日もあり真夜中眠れない日もありますが、日中、たくさんの手があるというのは非常に助かるもの。両親や甥っ子、兄夫婦に甘え、少しばかりラクをさせてもらいました。
さぁそしていよいよ今年から本格的に仕事を再開することとなり、産休前通り毎週日曜日にはフジテレビ「みんなのKEIBA」に出演をし、月1〜2回のペースでBS11「土曜競馬中継」にも参加させてもらいます。
よって1月3日から久々となるトレセン取材も開始。新年を迎え、いよいよ子育てと仕事の両方がスタートするのだなぁ〜と考えると、正直、出産からの3ヶ月が想像を超えるほどの大変さだったので、内心、この状況に仕事が加わることに対し、(やっていけるかな…?)と心配な部分もありますが、それだけに今まで以上に時間を有効に使えるようなペース配分や早い段階での用意や準備、想像力を養わなければなぁ〜と感じています。2014年は私にとって挑戦&修行の年となりそう…。
さて話は変わり、年末に行なわれた有馬記念、オルフェーヴル圧巻の強さでしたね。
中間のケハイがピリッとしなかっただけに、レース後、池江調教師も、
「いい意味で今回も裏切られました」とおっしゃられていましたが、既に馬が稽古と本番を理解していたのでしょうね〜。
そして自らの強さを証明した上で花道を飾り、無事に種牡馬として牧場に帰れたわけですから、本当に素晴しいの一言。
レース後に行なわれた引退式、あの寒い中において6万人を超える方々が見送ったわけですが、その背景には、武器である強烈な強さが時として脆さにもなってしまうオルフェーヴルの激しすぎる個性と、そのオルフェーヴルと対話をし続けてきた陣営との道のりに、多くのファンが魅了されたのだと感じるものでした。
一方、翌日に行われたエイシンフラッシュ号は、黒光りする馬体と秋の天皇賞で見せた気品溢れる姿もあってか、とにかく女性ファンが多く見受けられ、
「あ、確かにエイシンフラッシュって、王子さま的なキャラだよなぁ〜」と、場内の雰囲気に気づかされるものでした。今年からレースで2頭の姿が見られないのは寂しいものですが、順調にいけば2017年に子供たちがターフに誕生。個性的でファンを魅了した2頭であっただけに、その子供たちのキャラクターや走りが本当に楽しみです。
それでは皆さん、金杯で乾杯となることを祈って。
ホソジュンでした。今年もどうぞよろしくお願い致します。