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Lサンデー系との付き合い方

  • 2014年02月14日(金) 18時00分


◆「Lサンデー系」が走りやすくなる可能性は高く、特にグレイソヴリン系やロベルト系の血も持つ馬に注目

 先週の当コラムにて、中京芝凡走馬から注目馬に上げたボーイフレンドが2月10日の立春賞で7人気の人気薄ながら3着。

 先週のコラムでも書いたように、ボーイフレンドが素質を秘めていたのはもちろんのことですが、同馬の父リンカーンが、2月10日の東京芝にぴったりだったことも激走を後押ししました。

 この日の最終レースも、11人気で3着に突っ込んだボンジュールココロも父がリンカーン。降雪により水分を含んだ馬場がリンカーン産駒にぴったりだったわけです。

 リンカーンは、現在発売中の「競馬王」で発表され、ホームページの無料出馬表でも掲載されている「サンデー系の新分類」では「Lサンデー系」に該当する馬。

 2月10日の東京芝は「Lサンデー系」が4レース中3レースで馬券に。複勝率は43%。複勝回収率は237%。

 雪馬場で馬力が要求された馬場になり、主流とは少しズレた才能が要求されたことも好成績に結びついたのでしょう。

 と結果論を書いたものの、ホームページで公開している勝負レースにて、本命に推奨して馬券圏内に入ったLサンデーは1頭のみでしたが(そもそも1頭しか本命にしていませんが)

 今週末(あるいは来週月曜?)も雪溶け馬場。ノーマル馬場よりも「Lサンデー系」が走りやすくなる可能性は高いでしょう。特にグレイソヴリン系やロベルト系の血も持つ馬に注目です。

 ちなみに、共同通信杯の「Lサンデー系」はマイネルフロスト1頭。前走のラジオNKKEI杯と比べれば、距離、馬場はいずれも「Lサンデー系」にとっては走りやすくなるはず。

 なお、ディープ産駒の扱いについては、ここで書くのも恥ずかしいので(笑)競馬王かホームページをご参照ください

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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