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伝統のパターン復活なるか

  • 2014年05月09日(金) 18時00分


◆NHKマイルCで注目するべき2つの黄金パターン

 今年のNHKマイルCは、ヴァイスリージェント系の取捨。一昔前まで的中が連発した黄金パターンの復活なるか。がポイントになりそうです。

 昨年のコラムで「NHKマイルCは古くからヴァイスリージェントに相性の良いレース。これからは母父ヴァイスリージェント系にも注目」と書いたのですが、結果は勝ち馬のマイネルホウオウが母父ヴァイスリージェント系のフレンチデピュティ。2着インパルスヒーローは父がヴァイスリージェント系クロフネ。

 見事に1、2着だったわけですが、馬券も予想もハズレ。母父ヴァイスリージェント系で本命にしたガイヤースヴェルトが果敢すぎる先行策で馬群に飲まれました。

 ちなみに、今年の出走予定馬で父か母父ヴァイスリージェント系の馬はアドマイヤビジン、カラダレジェンド、ショウナンワダチ。この中で買ってみたいのはアドマイヤビジンなのですが…3年連続でヴァイスリージェント系の取捨を間違えることにならないことを祈ります。

 ヴァイスリージェント系と同様にNHKマイルCで注目したいのが「中距離重賞から参戦したマル外馬」

 このパターンは、96年に1,2着(タイキフォーチュン、ツクバシンフォニー)したように古くは黄金パターンだったのですが、最近は09年のブレイクランアウト以降出走がありません(しかもブレイクランアウトは1人気で10着)

 今年はエイシンブルズアイが久々に「懐かしの黄金パターン」を復活させる可能性は高いと見ていますが、はたして。

 マル外に変わって、ここ数年台頭しているのが「母父サンデー」
当レースの複勝率は29%。複勝回収率は235%。昨年はインパルスヒーローが6人気2着。一昨年は唯一の該当馬アルフレードが3人気2着。3年前はグランプリボスが1着。そして2009年はグランプリエンゼルが13人気3着。

 今年の母父サンデーで注目はホウライアキコ。「桜花賞組」も17人気でピンクカメオが勝利した2007年以前はNHKマイルCで期待値が高かった黄金パターン。09年以降の桜花賞組はマイルに実績がなかった馬。ホウライアキコは母父サンデーに加え、懐かしの黄金パターン該当馬でもあります。最終予想は亀谷ホームページで。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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