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函館芝1200mはノーザンダンサー系

  • 2014年06月20日(金) 18時00分


◆馬力が生きる函館芝のスプリント

 函館芝1200mは「父ノーザンダンサー系」を買うだけでも期待値が高いコース。函館芝1200mは中央の主流コースよりもノーザンダンサー系の馬力が生きるからです。

 先週もUHB賞がノーザンダンサー系の1,2着。15日3レースの未勝利戦もノーザンダンサー系の1,2着。なお、2011年以降「父ノーザンダンサー系」の単勝回収率が101%。複勝回収率は94%。

「父ノーザンダンサー系」は「性別」「クラス」で絞り込めば、さらに期待値は上昇します。

 たとえば、1000万以上の上級条件は「牝馬」の「父ノーザンダンサー系」の単勝回収率が121%。複勝回収率は110%。

「父ノーザンダンサー系」は1000万以上の上級条件で12勝を上げていますが、このうち11勝は牝馬。つまり上級条件で勝ち星を上げているノーザンダンサー系は、ほとんどが牝馬なのです。

 先週のUHB賞もノーザンダンサー系の牝馬は2頭出走。このうち5人気のブルーストーンが勝利しました。

 なお、未勝利戦の「父ノーザンダンサー系」は単勝回収率157%。複勝回収率が113%。性別を問わずベタ買いでも高い期待値を示します。

 函館SSも4年連続で牝馬のノーザンダンサー系が馬券に。ただ、今年の該当馬は昨年も馬券になり、人気が予想されるフォーエバーマークなので馬券妙味はどうでしょうか。

 函館芝1200mの上級条件ならば、土曜メインの函館日刊スポーツ賞の方が馬券的には面白いかもしれません。注目はノーザンダンサー系牝馬のモズハツコイ。

 実は函館芝1200mはノーザンダンサー系に限らず牝馬の期待値は高いのでフィリラ、リバティーホールも買い。どちらも洋芝にも強い血統馬です。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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