◆宝塚記念は「グランプリ血統」に注目先週の日曜は、グリーンチャンネル「競馬場の達人」に出演する見栄晴さんより、競馬場に助っ人として招待されました。(この日は番組の助っ人が複数重なり、競馬王WEB、TBS系の某番組で予想のお手伝いもしました)
見栄晴さんに推奨したのは東京7、12レースと函館メインレース。東京の芝と函館の芝の馬場状態が読めているつもりだったからです。
ボクも番組の払戻金に華を添えようと、普段のPATとは別に馬券を購入。ところが、購入後に番組側の大人の事情? でボクらが買った馬券は放映しないことに。せっかくなので、当コラムで紹介します。
まず、東京7レースはダイワメジャー産駒の2頭を本命、対抗に。2頭ともにホームページでも公開中の「期待値が高い3歳馬のパターン」に該当する馬。今の東京芝はスピードの持続性が活きる馬場で、芝1800mならば断然人気のディープ産駒(1倍台で3着に敗れたアデイインザライフ)よりもダイワメジャー産駒の方が合う。と見立てました。
レースは目論見通りダイワメジャーの1,2着。このワイドを1万円。3連単を1000円的中。
続いて函館のメイン。
今の函館芝1200mは物理的には内を通る馬に有利ですが、包まれるリスクも。
先週の函館芝1200mは1、2枠の勝ち馬は1頭のみ。内枠という理由で人気になった馬も含め、9頭も3人気以内に支持されていたのにもかかわらず。です。
枠でリスクが少ないのは枠番が4-6枠の中枠の馬。勝ち馬9頭のうち5頭が4-6枠でした。
ただし、中枠は今の馬場ではスタミナにロスがあるのも事実。そこで、走れるのは失速しないパワーと1400mもこなせるスタミナを兼ね備えたタイプ。
1400mもこなせる上に、パワーも兼ね備えたタイプであれば、内2頭目の好位からの競馬でもバテずに差せるからです。
ということで、本命は6枠の短縮馬ローブティサージュに。1600mのGIも勝っているタフなタイプ。父はダート血統。鞍上の三浦騎手が同コースの8レースで6枠のダート1400m連対実績馬(ネロディアマンテ)を巧みに導いていた騎乗を見て、メインの好走は確信しました。
相手に選んだクリスマス(3着)も同じタイプ。この2頭が走るのは今の馬場なら読みやすいのでワイドを1万円的中しました。ただ、ガルボが抜け出してくるのを読むのは難しかったですねぇ。
そして、東京最終は勝ったスマイルシャワーを本命に。
祖母のOutstandinglyはアメリカダートのマイル(に近い)GIを2勝。
今の馬場は内寄りでテンのスピードも持った3歳馬は圧倒的に有利な馬場。
スマイルシャワーの2走前は、テン持ちタイム上位。このメンバー枠なら馬なりでも好位を取れるスピードを見せていました。
レースでは、インの好位を楽々取れるスピードを見せ、有利な斤量も活かし楽勝。
単勝3万円に加え、ホームページで公開した相手6頭を購入して3連単も500円的中。これで、払い戻しは120万円。と思ったら、何と12番と11番を塗り間違え。
PATに加え、わざわざマークシートも塗って馬券も買ったせいで損もしてしまいました。
しかし落ち込んでもいられません。今週も函館芝1200m東京芝1400、1800mが組まれています。今まで書いたコラムと同じパターンの馬を狙って今週は塗り間違えにも気をつけます。(今週は購入ミスよりも、先週と同じパターンで買ったら、全然違ってハズレた。という負け方もありそうですけれど)
土曜日の八ヶ岳特別もディープ産駒よりもダイワメジャー。STV杯も函館SS同様、3-6枠に入った短縮馬。土曜東京12レースは内枠のテン持ちタイム上位馬(テン持ちタイムはホームページで無料掲載中)を狙うつもりです。
函館は先週土曜メインのように、人気薄だったつもりが1-3人気だったりするので、オッズが難しいですが、新聞の印がスカスカでも、4人気ぐらいまでなら期待値は高いと思います。
一応、宝塚記念の見解も少々。
血統面の注目馬は、ホッコーブレーヴとフェイムゲームを。
ホッコーブレーヴの父はグランプリ血統のマーベラスサンデー。父自身も当レースを勝利。産駒のシルクフェイマスも当レース2着。当レース勝ち馬のスイープトウショウもホッコーブレーヴと同じ母父ダンシングブレーヴ。
フェイムゲームは、兄バランスオブゲームが2200m重賞の鬼。京都コースでしたが宝塚記念でも3着。サッカボーイ、ステイゴールドの一族でもあります。