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ジャパンダートダービー

  • 2014年07月08日(火) 18時00分
 平成11年に創設されたGI重賞だが、地方馬の優勝はマグニフィカ・フリオーソ・トーシンブリザード・オリオンザサンクスの4頭。しかし、北海道デビュー以来ダートは8戦無敗のハッピースプリントが、地方馬で5頭目の栄誉を狙う。興味は2着争いと思われ、羽田盃2着のドバイエキスプレスを筆頭にカゼノコ・ノースショアビーチ・ランウェイワルツ・メイショウパワーズのJRA勢が有力。

 ◎ハッピースプリントは羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートダービーの3冠制覇に向け、13年ぶりにトーシンブリザードの偉業に挑む。持ちタイム・仕上がり・騎手は申し分なく、負ける要因は見当たらない。

 〇ドバイエキスプレスの前走は初めての2000mで後方のままに終わったが、追える御神本を起用して「打倒ハッピースプリント」を狙う。

 ▲カゼノコはJRAのダート1800mを1分52秒台で2連勝の差し切り勝ち。直線で追い比べ持ち込めれば勝機もある。

 ×ノースショアビーチは先行してしぶとい粘りがあり、1800m→1600mとJRAで連勝した実力は怖い。

 注ランウェイワルツは戸崎を鞍上に好枠を引き、大舞台で楽しみが膨らむ。

 △メイショウパワーズは乗り方の難しい馬だが、武豊の手綱で軽視は禁物。

◎09ハッピースプリント
○02ドバイエキスプレス
▲10カゼノコ
×06ノースショアビーチ
注04ランウェイワルツ
△05メイショウパワーズ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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