福島芝2000mで複勝回収率100%を大幅に上回る種牡馬2頭
7月8日の函館10レース、立待岬特別。グレイソヴリン系の血を持つ馬は15人気のサンライズテナンゴ、11人気のスイートドーナッツ、14人気のヘイハチスカイの3頭。
結果はスイートドーナッツが1着。サンライズテナンゴが2着。ヘイハチスカイが4着。
馬連は13万馬券。3連単は2人気のグレイングローズが3着で134万馬券。ちなみに、ヘイハチスカイが3着だったら780万馬券。「超高額配当を絞って当てるには血統」を証明したようなレースでした。
と、レース後に書くのは簡単ですが、立待岬特別に限っては、事前にこの事を書いていたんです。レース前日にホームページで公開している勝負レースに指定。勝ち馬のスイートドーナッツを本命にしていました。
このレースの馬券を幸運にも的中できたのは「過去の結果論」のおかげです。
グレイソヴリンの血を持つ馬が上位を独占して100万馬券になったケースは過去にもありました。また、前日の函館芝では父か母父グレイソヴリン系の馬は7人気と9人気の人気薄が2頭のみ。にもかかわらず、いずれも馬券圏内に走っていたのです。
サイト「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」の馬場コラムに「函館芝はグレイソヴリン系の血を持つ馬」と書いたのも、スイートドーナッツを本命にしたのも「前日の結果論」が的中に結びついたのです!
なんて、自信満々に書きたいところですが、実は2着のサンライズテナンゴ、3着のヘイハチスカイにはそこまで自信を持てませんでした。
スイートドーナッツのオッズは46倍になりましたが、14時の段階の単勝オッズが15倍。単勝よりも3連単のアタマ固定の馬券が得だと読み、3連単を手広く買うことに。
その際「もしもスイートドーナッツが勝ってグレイソヴリンが相手に走ったら何のために血統を見て馬券を買ってるんだ」と思い、半ばヤケクソでグレイソヴリンもおさえたら134万馬券が入ってしまったのです。
こんなことは滅多にないことです。けれども、滅多にないことが続けて起きるのは、偶然ではなく法則性があるのでは? と夢を見て馬券を買っているのです。数少ない偶然を拠り所に100万単位のお金を動かすボクは究極のロマン派なんでしょう。
七夕賞は2010年、2012年とアフリート系のドモナラズ、アスカクリチャンが連覇。出ていたのはこの2頭のみ。滅多に芝重賞に出ないアフリート系が連覇したのも偶然であり、法則性はないのでしょうか? 今年はアフリート系が出ていないで不毛な疑問ですね。
福島芝2000mの3着内数上位種牡馬は、ディープインパクト、ハーツクライ、ロージズインメイの順。この中で複勝回収率100%を大幅に上回っているのはハーツクライ、ロージズインメイ。
メイショウナルトとコスモバルバラが該当するようです。またまた偶然にもハーツクライとロージズインメイ産駒が走ってくれないものでしょうか。