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おかえり、スダチくん

  • 2014年07月18日(金) 18時30分


大人になった?スダチ

 お待たせしました!18日、九州の放牧先からシゲルスダチが栗東・西園厩舎に帰ってきました!

 担当は塩満助手。サダムパテックも担当している腕利きさんです。スダチの担当は久しぶりになります。「昨年の佐世保ステークスも担当していましたよ。今年もとなると、2年連続になりますね」(塩満助手)

 前回担当していた渡辺助手もスダチの帰厩をとても気にしてくださっていて。厩舎に戻ってくるときも、しっかり見守っていました。

「いい体ですね。すぐにでも競馬にいけそうなかんじですよね」

 渡辺助手もやんちゃなスダチを時にはしかり、時にはなだめ、かわいがっていました。また、タイミング次第で担当されることもあるのではないでしょうか。

 さて、当のスダチくん。検疫を終え、馬運車から厩舎まで歩いて移動したのですが、実にゆったり大人しく歩いていました。少々、やんちゃな姿を想像していただけに、その大人しさにびっくり!精神的に、何かが変わったのでしょうか?

トレセン

帰ってきたスダチ


 体のほうは渡辺助手が言うとおり、すぐにも競馬できそうなかんじ。痩せマッチョっぽいところは相変わらずでした。顔は、少しだけ引き締まったかな?という印象。そして、何より目立ったのはツノ!スダチ特有の額にある2つのでっぱりがさらに飛び出てきたように見えるのです。ユニコーン化が進んでいるようで…何かいいご利益があるといいんですけど。

トレセン

スダチの額にある2つの“ツノ”


 目標レースは当初の目論見どおり、小倉1週目の佐世保ステークスになります。この状態なら、まぁ大丈夫でしょう。とりあえず、今日のところは大人しかったのですが、調教を重ねるにつれて気合が入り、やんちゃっぷりが戻ってくるかもしれませんね!そのあたりも、ゆったりと見守りたいと思います。

 今回、塩満助手に担当が変わったため、馬房の位置も変わりました。なんと!左にサダムパテック、右にハクサンムーン(19日に帰厩予定)。GI戦線で戦う2頭にはさまれていることを、当のスダチはまったくわかっていないでしょうが…。取材するこちらからすれば、豪華すぎてドキドキですよ。

トレセン

サダムパテック(左)の隣となったシゲルスダチ


 ちなみにサダムパテックはツヤツヤでとても調子がよさそうでした。塩満助手も「心身ともに、今すごくいいかんじ」と太鼓判を押していました。来週の中京記念、少々ハンデを背負っても期待にこたえてくれるのではないでしょうか。うーん、楽しみだー!!

トレセン

サダムパテック

デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)

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