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ネージュドール、デビューに池江氏「嬉しい。ワクワクしている」

  • 2014年08月29日(金) 14時00分


ネージュドールは実戦向きの性格

 ねんざで一頓挫あってデビューが延期になっていたネージュドール、いよいよ今週、初陣を飾ります。
 新潟の日曜日、芝1600mのレース、鞍上は内田博幸騎手ですね。

 ネージュドールの馬主は周知のとおり、元調教師の池江泰郎氏。この春のブリーズアップセールでこの馬の走りを見てとても気に入り、購入。弟子である高橋康之厩舎に預けるに至りました。

 ディープインパクト、ステイゴールドといった名馬を育てた池江氏。このレースはネージュドール自身にとっても、馬主・池江泰郎氏にとってもデビュー戦となります。

「嬉しいね。いよいよこの日がきた。いまからワクワクしているよ」と、池江氏はこの日を心待ちにしていましたよ。

ネージュドール


 最終追い切りは水曜の朝一番に坂路コースで行われました。時計は54.3-39.0-25.1-12.7。この様子を池江氏もひっそりと見守っていました。

「終いは12秒7だったが動きもよかったよ。それほどいっぱいにやっていなかったけど、この時計が出たのもよかったね」(池江氏)

 ネージュドールはブリーズアップセールでゴール板過ぎてもスピードを緩めず果敢に走っていました。いまのところ、いい意味でズルさを感じさせません。管理する高橋康之師も「前向きな気性なので頼もしいですね」とネージュドールが実戦向きの性格であると察しているようです。

 それゆえに“とりあえず”競馬を使うのではなく、満を持して、今のタイミングまでデビュー戦を待ったんですよね。

 もう、期待はふくらむばかりですが、「とにかく無事に走ってくれれば」と池江氏がおっしゃるとおり。まずはアクシデントなく元気にゴール板を駆け抜けられるよう、祈りたいですね。

 発走は8月31日、12時30分。池江泰郎厩舎の調教服を意識してデザインされた勝負服がターフにお目見えしますよ!

池江泰郎氏の勝負服

デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)

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