「マリオの姿勢は気持ちがいいよね」

　みなさん、こんにちは。夏の福島開催2週目から日本の競馬に乗り始め、先週までの10週間で11勝を挙げたエスポジート騎手。そんなエスポジート騎手も、日本での騎乗期間は残すところあと2週間。このコーナーも残すところ今回を入れてあと2回。いや、番外編も入れるとあと3回(？)。

　そこで今回は、エスポジート騎手が「マイフレンド」と呼び、常々「尊敬している」と言っている関東のベテラン3名、柴田善臣騎手、横山典弘騎手、蛯名正義騎手にエスポジート騎手についての質問をぶつけてみた。

『エスポジート騎手の人柄、また競馬に対する姿勢や印象は？』

■柴田善臣騎手
　ひと言で言うなら真面目で一生懸命。それから競馬を良く知っていて上手。そして、大前提だけど大事なことで、JRAのルール、つまり日本の競馬のルールを学ぼうとしているし、尊重しようともしている。その中でもっと大事な、騎手同士にしか分からないルール、例えば、ここのスペースは空いているけれど無理に入ろうとすると危ない、ここは自分がスペースを譲ってあげないと周りがあぶない、逆に、ここは譲れないから厳しく攻めるなど、やはり世界で戦ってきたベテランらしさがある。前にも言ったけど若手のためにも、彼のような外国人騎手なら、ぜひ来年も来てもらいたい。

■横山典弘騎手
　明るい。とにかく明るいやつだよね。