◆「地味な超名血」 何度も書いていますが、血統を馬券に利用するだけなら「強い馬の解説に血統を用いる必要はない」のです。
一方で「超良血なのに人気薄」そんな馬を1頭追い続けるだけでも、時には数ヶ月は凌げるぐらいの利益を生み出すことだって可能です。
たとえば、先週土曜の阪神12レースを勝ったメイショウブイダン。同馬は下級条件の芝1200mならば、超良血です。
亀谷ホームページでは、出馬表を無料で閲覧できますが、メイショウブイダンをクリックすると、次のような近親データが表示されます
近親にはサクラバクシンオー。説明するまでもなく、スプリント界ではスーパー良血馬。
メイショウブイダンは500万条件の芝1200mならばマブしすぎるぐらいの良血馬です。
といったウンチクは、同馬が初の芝1200m出走となった3走前から書いていたこと。単勝オッズは3走前が8.8倍(4着)2走前は10.9倍(1着)、前走は8.9倍(1着)。この3レースで単勝を1万円づつ買ったとしても、15万円以上の利益を出してくれたのです。
余談ですが、メイショウブイダンは2場開催の最終レースに出走してくれたこともありがたかったです。これが夏の3場開催の7レースとかだったら、オッズは6倍ぐらいだったでしょう(2場開催の最終レースだからこそ、ユーザーの皆様にも推奨しました)
とはいえ、翌日の重賞はセントライト記念とローズSも牝系のウンチクを書きましたが、見事に惨敗。やはり、馬券に血統を活かすならば「地味な超名血」を追い続けるべきですね。
きっと、来年の今頃には、先週の両メインに出ていたディープ産駒の名前は忘れてしまうでしょうが(実は今も忘れていますが)、メイショウブイダンの名前は来年の今頃も思い出すことでしょう。
さて、神戸新聞杯。ヴォルシェーブは近親にディープインパクト、ゴルトブリッツ、ウインクリューガー。
兄のリルダヴァルは休み明けで出走した10走中、9回掲示板に乗った休み明けの鬼。
その分2戦目は反動が出るので、ここを勝って菊花賞に出走してくれれば、この馬だけでいくら稼げるのでしょう…なんて、取らぬ馬券の皮算用でした。