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武蔵野Sを狙う

  • 2014年11月14日(金) 18時00分


◆難解な印象の一戦

かつてラジオ番組でご一緒していた女性はいま、栗東トレセンで厩務員さんの奥様になっています。
先日、お昼にお邪魔してスープカレーを御馳走になりました。美味しかったなあ。
ご主人が以前に担当されていた牝馬が産んだハーツクライ産駒を訪ねて北海道に行ってきたそうです。
ばんえい競馬も堪能されたというのですから楽しい旅だったでしょうね。

武蔵野Sは実力接近のおもしろいメンバーがそろった。
ハイレベルを誇った8歳勢。4歳、3歳世代は早い段階から質の高さをアピールしていた。
ほかの世代の有力馬も並び難解な印象を受ける。

中心にはグランプリブラッドを推す。
層の厚さは他世代に劣るイメージがある6歳勢だが地道に力をつけている。
一瞬の反応や使える脚の長さを考慮するとコーナーがふたつのこの距離は合う。
枠順もよくきれいに抜け出してくるのではないか。

エアハリファはまだ奥を感じさせる。コース形態も合っている。

ゴールスキーはオールダートのほうがいいタイプ。発馬地点の芝でもたつく心配はあるが確実に差してくる。

レッドアルヴィスは心身ともに幼さが残る分、上昇の余地がある。強敵相手で集中力も途切れないだろう。

ワイドバッハは叩き上げの5歳馬。注目したいのはオープンの壁に阻まれることなく崩れずに走りつづけているところだ。精神的な強さを伝えてくるだけに今回も怖い存在になる。

フィールザスマートはコース相性がいいうえ伸び盛りときている。追い比べになれば真価を発揮する。

ダノンカモンはスピード勝負では分が悪くなってきた印象を受けるがそれでも地力は高い。コース適性の高さも考慮すれば侮れない。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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