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ジャパンCを獲る

  • 2014年11月28日(金) 18時00分


◆今年は緩やかなペースか

みかんの季節やなあ。と、ふと思います。師走を迎えると田舎のおふくろが箱づめで送ってくれるんです。
業者さんが食べごろだと判断した時期に我が家に届くというシステムで12月のいつかは決まっていません。
甘〜い最高の状態でいただくので毎年楽しみで。ご近所さんにおすそ分けさせてもらうと喜んでくださるのもうれしいです。

今年のジャパンカップは各世代の強豪が顔をそろえ、例年以上にわくわくする。
一昨年はしのぎ合い。上がり勝負の昨年。
全く異なる流れを制したジェンティルドンナは改めて素晴らしい馬だと思う。
各馬の脚質通りに進めば今年は緩やかなペースか。
そこを変えてしまう期待も込めてメンバー屈指の実力馬を推す。

フェノーメノを中心に考えている。
薄く映った前走時と違い今回は身体に張りがある。
天皇賞-ジャパンC-有馬記念というこの秋3戦の予定を考慮すれば、休み明けで挑んだ天皇賞が最も戦いづらいのではないか。
仕上げの面を含めて陣営の定めた照準は今回ではないかと個人的に捉えている。
外枠をプラス材料にしてスムーズに好位置を奪取することが可能だろう。
ロングスパートには定評がある。本来の強さを見せてくれると信じている。

ジェンティルドンナは3番枠を獲得。ロスのない進路取りができ大崩れは考えにくい。

エピファネイアは劣勢の4歳牡馬だがパワーは相当なもの。スミヨン騎手に合ったタイプに感じるだけに早め勝負で変身する場面があってもおかしくはない。

ジャスタウェイは体力がつき戦法に幅がでている。反応のよさを生かせる流れになれば希代の切れ味がモノを言う。

ハープスターは自分の型を持ちスピードの持続力と瞬発力のバランスがいい。

デニムアンドルビーは馬群で気持ちを掻き立て長くいい脚を使うのが売り。不完全燃焼だった前走を思えば怖い存在になる。

ディサイファも前走は脚を余す格好で敗れた。奥手のディープインパクトの仔。いまが旬ともいえ一発があっても不思議ではない。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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