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全日本2歳優駿

  • 2014年12月16日(火) 18時00分


◆JRAダート2戦無敗のタイセイラビッシュを中心

 過去10年間はJRA7勝・地方3勝だが、地方馬では北海道・船橋所属馬の健闘が目立つ2歳重賞。JRAダート2戦無敗のタイセイラビッシュを中心に、タップザット・ワンダフルラスターのJRA勢3頭を有力視したが、好調教のディアドムスと内枠を引いたクラバズーカーも侮れない。南関東馬ではラッキープリンスをおさえておきたい。

 ◎タイセイラビッシュは芝からダートに転じて2連勝をあげ、安定した先行力でダート適正を証明。中間の調教内容も良く、乗り慣れた岩田で重賞制覇を狙う。

 〇タップザットもダートは2戦無敗で、福永は末脚を生かす競馬を心掛けており、熱心な調教を行って3連勝を目指す。

 ▲ワンダフルラスターは先行タイプだけに川崎コースは向いているはずで、今回は絶好の内枠を引き、ムーア騎手の積極的なレースが楽しみ。

 ×ディアドムスは馬込みを怖がらない勝負根性を持ち、1800m戦を経験したタフさは軽視できない。

 注クラバズーカーは惜しいレースを繰り返しているが1600mで勝機も。

 △ラッキープリンスは2度目の川崎コースで、自在の脚を生かせば怖い。

◎06タイセイラビッシュ
〇09タップザット
▲03ワンダフルラスター
×07ディアドムス
注04クラバズーカー
△12ラッキープリンス

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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