中山金杯は有馬記念よりもベタに決まりやすいレース
昨年末の有馬記念はスター、ジェンティルドンナが素晴らしいフィナーレを飾りました。
京都記念でジェンティルドンナにプレゼントされた馬券を少々お返しすることにはなってしまいましたが、今後を考えれば、いい有馬記念だったと思います。(馬券という)観戦料を払う価値は十分にありました。
なんて振り返ってる暇があるなら、今年の年末もご祝儀馬券を買えるぐらいの状況で年末を迎えられるのかを心配するべきですね。まずは年明けの金杯から。休みなしで競馬ができるのは嬉しい限り。
「スターはパターンがない」いつも言ってることですが、昨年の有馬記念はまさにスターがパターン外のドラマを演出。おかげで見事に馬券は清々しくハズレました。しかし、スターが出走しないケースの多い中山金杯は有馬記念よりもベタに決まりやすいレース。馬券的には有馬記念よりも楽しみです。
では、中山金杯のベタな血統パターンとは?
「有馬記念で馬券になった種牡馬、系統が走る」 ことです。似たような馬場で行われる中距離重賞だから当たり前ですよね
2014年の中山金杯の勝ち馬はオーシャンブルー。2013年の有馬記念もステイゴールド産駒が1、3着。
昨年の有馬記念はディープ産駒が優勝。今年の中山金杯は、ディープ産駒がクランモンタナ、パッションダンス。ただ、有馬記念はパターン壊しのスターが勝ったので、適性でディープが走ったわけではない。とも考えるならば、注目は2着のトゥザワールドの父キングカメハメハでしょうか?
有馬記念2着のトゥザワールドの父は大系統ミスプロ系。過去の中山金杯では有馬記念で父ミスプロ系が穴を出すと金杯でも走っています。
2011年の年末に大系統ミスプロ系のエイシンフラッシュ、トゥザグローリーが人気薄で2、3着すると2012年年明けの金杯も大系統ミスプロ系(出走2頭)のフェデラリストが優勝。2010年も有馬でトゥザグローリーが14人気で3着に走ると2011年年明けもミスプロ系のキョウエイストームが11人気で2着。
父が大系統ミスプロ系はケイアイエレガント、デウスウルト、ヒュウマ、ラブリーデイ。
中山金杯も有馬記念同様ディープとミスプロ系が1,2着だとしても、有馬記念同様外国人騎手と地方出身騎手で1、2着だと、血統のおかげなのか? がわからない結末になるのは複雑ですが。(もちろん、冗談です)
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