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【特別対談(1)】四位×福永『デビューした頃の祐一はひどかったなぁ』

  • 2015年01月06日(火) 18時01分
祐言実行

▲今月はアニキ分四位洋文騎手をお迎えしての新春ビッグ対談!



天狗になってたら俺がぶん殴ってた!


──96年のデビュー当時、福永さんが目標とするジョッキーとして挙げていたのが四位さん。今回はその四位さんをお招きして、いろいろとお話を伺っていきたいと思います。

四位 俺を目標のジョッキーとして挙げたのは、近い存在だったからでしょ? とりあえず名前を出しておけばいいだろう、みたいな(笑)。

福永 違いますよ! そういう流れでいったら「父です!」と答えるのが自然だったわけで。乗り方はもちろん、とにかくかっこよかったですもん。まず、乗っている位置が他の人と違いましたし、そこに四位さんならではの機能美があって。

──近い存在だったというのは?

四位 当時、俺も北橋厩舎にはお世話になっていたからね。初めて祐一に会ったのも北橋厩舎の大仲で、「来年デビューする福永祐一です! よろしくお願いします!」って挨拶してくれたよな。

福永 そうでしたね。デビュー前は、四位さんのバレットのようなことをさせてもらっていましたし。デビューしてからもいろいろ教えていただきましたよね。

四位 うん。デビューした頃の祐一はひどかったもんなぁ(笑)。

福永 先輩たちに笑われていることはわかっていました。それを発奮材料にして頑張っていましたから。当時でいえば、河内さん、成貴さん、豊さん、四位さん、藤田さんと錚々たるメンバーが周りにはいらっしゃいました。実際のところ、みなさんなんて言ってたんですか?

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祐言実行とは
2013年にJRA賞最多勝利騎手に輝き、日本競馬界を牽引する福永祐一。まだまだ戦の途中ではあるが、有言実行を体現してきた彼には語り継ぐべきことがある。ジョッキー目線のレース回顧『ユーイチの眼』や『今月の喜怒哀楽』『ユーザー質問』など、盛りだくさんの内容をお届け。

1976年12月9日、滋賀県生まれ。1996年に北橋修二厩舎からデビュー。初日に2連勝を飾り、JRA賞最多勝利新人騎手に輝く。1999年、プリモディーネの桜花賞でGI初勝利。2005年、シーザリオで日米オークス優勝。2013年、JRA賞最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手、初代MVJを獲得。2014年のドバイDFをジャスタウェイで優勝。

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