◆昨年、チャンピオンズC週に爆発したキングマンボ系
有馬記念9人気2着のトゥザワールド、金杯優勝のラブリーデイ、フェアリーS優勝のノットフォーマルに続き、先週の京成杯もキングマンボ系のクルーガーが6人気で3着。
年末から中山芝重賞はキングマンボ祭りが続いていますが、今週は中京ダートでキングマンボ祭りが見られるかもしれません。
昨年末にチャンピオンズCが行われた週の中京ダートは、キングマンボの血を持つ馬が6勝。出走した21頭のうち9頭が馬券になり、複勝率は43%。複勝回収率も278%。チャンピオンズCもキングマンボ系のホッコータルマエが優勝。そして、15人気の超人気薄ながら4着に食い込んだサンビスタも母父にキングマンボを持つスズカマンボ産駒でした。
チャンピオンズCが行われた週の中京も平日は水分を含んだ馬場で、週末は少しずつ乾きはじめる馬場状態。
今週の中京ダートも平日は水分が含んだ状態ですが、土、日は晴れで乾き始める馬場。チャンピオンズC同様にキングマンボ系が爆発するかもするかもしれません。
ちなみに、先週の中京ダートはキングマンボの血を持つ馬が15頭出走。6頭が馬券になり複勝率は40%。回収率は70%でしたが、日曜2レースに出走したジニアルが2着とは僅差の5着。同馬は15人気の人気薄。馬場が向いているからといって、必ず馬券になるわけではないのが競馬の難しさですが、キングマンボ祭りになりやすいバイアスに向かっているのではないでしょうか。
参考までに、東海Sでキングマンボ系の血を持つのはグラッツィア、グランドシチー。その他のレースでキングマンボ系の血を持つ馬は「亀谷敬正ホームページ」にて無料公開中の系統付き出馬表を見ればすべてわかります。
もちろん、乾きはじめの馬場で必ずキングマンボが走るわけでもありません。本当にキングマンボの流れがきているのか? を確認するのにも無料出馬表に掲載されている系統表でご確認ください。
<お知らせ>
1月29日netkeiba.com出馬表・血統ページのリニューアルに伴い、亀谷敬正氏による「血統・系統のカラーリング」は廃止となります。
なお、亀谷氏による「血統・系統のカラーリング」対応の出馬表は亀谷敬正ホームページ(http://k-beam.com/)にて引き続き無料閲覧できます。