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ハープスターとキズナの対決に注目/京都記念

  • 2015年02月09日(月) 18時00分


 昨年は最強牝馬ジェンティルドンナが出走するも6着と惨敗を喫した京都記念。今回は昨年の桜花賞馬ハープスターと、ここで復帰のダービー馬キズナとの対決に注目が集まる。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■2/15(日) 京都記念(4歳上・GII・京都芝2200m)

 ハープスター(牝4、栗東・松田博資厩舎)は凱旋門賞6着、ジャパンC5着と昨秋は結果を残せなかったが、今回のメンバーなら力上位は明白。今の前が残る馬場など不安要素はあるが、ここは勝ち負けに持ち込まなければいけないところだ。

 キズナ(牡5、栗東・佐々木晶三厩舎)は今回骨折明けで、昨春の天皇賞以来のレースとなる。坂路で好時計をマークするなど調整は順調で、ハープスターとの対決を制しての復活Vが期待される。

 ラブリーデイ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は前走の中山金杯を制したあとも順調に調整が進んでいる。その前走の勝ちっぷりから上記2頭以外に対しては力上位と見てよく、ここはどちらかを崩すことができるかに注目が集まる。

 その他、年明けの中山金杯では惨敗も昨秋の天皇賞で4着に入っているラブイズブーシェ(牡6、栗東・村山明厩舎)、休み明けを一叩きしたハギノハイブリッド(牡4、栗東・松田国英厩舎)など、少数精鋭の好メンバーで行われる京都記念の発走は15時35分。

【データ分析/過去10年】
人気…1人気は[4-3-0-3]勝率40.0%、複勝率70.0%と安定している。1〜3番人気でも[7-7-5-11]勝率23.3%、複勝率63.3%と人気馬の信頼度は高い。7番人気以下では[0-0-3-58]複勝回収率39%とある程度人気がないと厳しい。

前走クラス…前走GIを走った馬が[4-4-6-22]で単勝・複勝回収率共に100%超えと好成績で、その前走で1〜3着と好走しての臨戦なら[2-3-2-5]複勝率58.3%と軸として信頼できる。また、その前走で6着以下に負けている馬でも[2-1-4-12]単勝回収率227%、複勝回収率152%と穴として期待してよい。ちなみに6着以下7頭のうち6頭は前走が有馬記念からの臨戦となっている。

枠順…1〜4枠が[3-3-1-41]複勝率14.6%に対して、5〜8枠が[7-7-9-50]複勝率31.5%と外枠が馬券圏内の多くを占めている。人気馬が信頼できるレースなので、5〜8枠の中でも特に1〜6番人気に限定すると[7-7-7-12]単勝回収率202%、複勝回収率167%と、人気馬に限定したデータとしては珍しい回収率の高さを誇る。

◆キズナ
・陣営コメント/佐々木調教師
「骨折休養から、昨年12月上旬に帰厩し、順調に調整できています。帰厩当初はさすがに太く見えましたが、ひと追いごとにスッキリしてきたし、コースで長めからもしっかりとやってきて息も造ってきました。久々になるけれど

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