---

さらにパワフルになった印象

　今週はいよいよ京都記念ですか！キズナとハープスター、それぞれの出走が決まったあたりから話題になっていましたが。いよいよこのときが来たのですね。ワクワクします。

　このあとドバイ遠征を睨むハープスター、現段階でどこまで仕上がるのかが気になっていました。松田博師は毎日きっちり調教をやる先生だから変に手控えることはない。でも、古馬になったハープがどこまでやる気を見せるのか、まったくの未知数。かつてのブエナビスタのようにレースでは結果を出すけれど、調教ではさほど走らなくなるケースもありますし。ひじょうに注目していました。

　するとどうでしょう！実にいい動きじゃありませんか。しかも、肌艶がひじょうにいい。京都記念に向けて調教を重ねるにつれて、どんどん肌がつやっぽくなっていく。もともと冬毛がでやすい体質なのに、スーっと抜けて。毛が短く、かつ艶が出たことで毛色がずいぶん明るくなった印象すら与えます。そして、ボリューム感もなんというか、さらにパワフルになった印象を受けます。この変化には、正直びっくりしました。


「からだつきがだいぶ変わってきて、全体的にハリが出てきた。毛ヅヤがいいのは、それだけ代謝が上がって、体調がいいんだろうな」

　と、松田博師はにっこり笑顔。さらに、

「人間でも体調が悪いと肌がくすむだろ？でも、調子がよければイキイキする。いまのハープスターはそんなかんじだよ。自分はそう解釈している」

　と、話していました。

　追い切り翌日の木曜朝も、しっぽを振って元気ハツラツ。実にいい雰囲気です。

「ここでどれだけキズナと勝負できるのか」を松田博師は気にしていましたね。レース内容、勝負具合によって今後の路線が決まるようです。

　いまのハープの様子に思わず「今回はニューハープですね！」と問いかけたら、超抜な笑顔を返してくれました。それほど抜群にいいハープスターの今年緒戦、楽しみで仕方ないです！

　そうそう、ひとつお知らせです。実はシゲルスダチがテレビに出ます。といっても、競馬の番組ではないのですよ。なんと、ゴールデンのバラエティ番組です。詳しい正式な情報は来週お知らせしますね。そうはいっても、netkeibaのスダチの掲示板などにも詳しい情報が載っています。皆さん、待ちきれませんよねー、でも待っててくださいね！

　今回は生産牧場さんが提供してくださった幼いころ、セリで落札されたときのスダチの写真をご紹介します。この頃からだいぶ白かったんですね。そして、この瞬間からスダチの競走馬人生が始まったのです。