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レッツゴードンキはこんなに可愛らしい“女子”なのです!

  • 2015年04月16日(木) 18時00分


 先週はドバイの帰りにシャンティ競馬場へ行った話まで書きました。その続きがあるのですが、ちょいと諸事情のため、先送りします。最後に伺った訪問先は、ある意味、念願叶って訪れた場所でもありました。整理しますので、しばしお待ちを!

 で、桜花賞です! レッツゴードンキが勝ちましたね。よかった、よかった。この厩舎には結構顔を出していますし、何より昨年のラクティショックがあったので…。日本でGIを、しかもクラシックの王道である桜花賞を勝つとは! 取材する側のわたしとしても、とても嬉しかったです。

 実は、縁あってアドマイヤラクティがコーフィールドCを勝ったときの優勝ビデオを何度も見ているのですが、レッツゴードンキの勝利のあと、改めて見返しちゃいました。コーフィールドCでアドマイヤラクティはゲートに入るときにちょっとだけ拒否するように嫌がる素振りを見せるんです。でも、顔つきは本当に精悍で、気持ちが集中している様子がありありとうかがえました。レースは終始、外をまわり、直線でもほぼ大外からの差し切り。その姿は何度見ても胸が高なります。そして、あの首の高い走り方がレッツゴードンキに重なるものがあって…。さらに気持ちが入ってしまいました。

 アドマイヤラクティがコーフィールドCを勝って厩舎初GI制覇を果たして天国の気分を味わったと思ったら、次走のメルボルンCでラクティは夭折。そのまま、ひとりでホントの天国へ旅立ってしまいました。この件については、梅田師をはじめ、厩舎の方々もとても気を落としていらしたので…。それから半年後、梅田師自身「憧れの桜花賞」と話していたGIを獲るとは、ドラマですね。

 そして、当のレッツゴードンキですが。これまでニュースなどで何度もお届けしているとおり、ホント可愛らしいのです。顔も仕草も。わたしは勝手に「ドンちゃん」と呼んでいるのですが、声をかけると他のことをしていても振り向いてくれます。しかも、すぐさまこちらを向くのではなく、最初は「え゛ー」といわんばかりに耳を絞り気味に不機嫌そうなのですが。しばらく「ドンちゃん」と呼び続けると、耳を正面に向けてあの可愛らしい表情を見せるのですよ。これが、たまりません。ホント女子ってかんじで、可愛らしいのです!

トレセン密着!

振り向いたものの機嫌の悪そうなドンちゃん


トレセン密着!

でも、少しすると…


トレセン密着!

可愛い表情でこちらを向きます


 戦前、梅田師には「ぶっちぎって勝っちゃって」と声を掛けていましたが、まさかここまで突き放すとは。嬉しいかぎりです。次走、オークスとNHKマイル、どちらを選ぶにせよ楽しみです。

デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)

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