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【クラブ・データ分析(18)】社台系生産馬を中心にGIウイナーを輩出/東京サラブレッドクラブ

  • 2015年08月13日(木) 18時01分
一口クラブ徹底攻略

▲クラブの名を一躍有名にしたレッドディザイア 撮影:下野雄規


各一口クラブを、様々なデータから徹底的に分析していくこのコラム。クラブの特色や強みはどこなのか、血統・価格・厩舎など、どんな条件が一番オイシイ“買い”ポイントなのか、じっくりと探っていきます。(文:大薮喬介)


募集馬を調教師や獣医師が精査


 前身は2000年に中日スポーツ賞4歳Sを勝ったユーワファルコンなどを出した「ユーワホースクラブ」。2007年に経営体制が変わり、東京サラブレッドクラブの名称に変更した。バイヤー系のクラブであり、冠名は「レッド」。

 同クラブの名を一躍有名にしたのが、2009年に秋華賞を優勝したレッドディザイアだ。同年の桜花賞、オークスではブエナビスタと激闘を繰り広げたものの、2着続き。秋に入って3歳牝馬GI最後の一冠を見事ものにした。これはユーワ時代も含め、クラブ初のGIタイトルである。同世代にはレッドスパーダがおり、2009年NHKマイルC2着、翌年の東京新聞杯を優勝するなど、レッドディザイアとともに同クラブの知名度アップに貢献。その後も8歳まで現役を続け、2013年関屋記念、2014年の京王杯スプリングCを優勝した。

 募集馬のほとんどは、社台ファームやノーザンファームなどの社台系生産馬。2013年の阪神ジュベナイルフィリーズを優勝して、2歳女王となったレッドリヴェールも社台ファーム生産である。

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