■アグネスタキオン産駒初の重賞ウイナーに
2005年の新潟2歳S、一番人気に支持されながら、ショウナンタキオンはスタートで遅れてしまいます。最終コーナーを回っても、ほぼ最後方の17番手。鞍上の田中勝春は慌てず、最後の直線に勝負をかけます。
長い新潟の直線、ショウナンタキオンは大外に進路をとると、先に抜け出した2番人気ニシノフジムスメ、3番人気コスモミールを目がけ、怒涛の追い込みを披露します。
重馬場にもかかわらず、上り3ハロンは33秒9。豪快な末脚で16頭を抜き去ると、さらに2着に5馬身差をつける圧勝。父アグネスタキオンの初年度産駒として、その名を大いに高める勝利をあげたのです。毎年、素質馬が揃うこのレースで、ひときわ目立つ豪快な走りを披露したショウナンタキオンの走りを、どうぞご覧ください!
≪前回のLEGEND RACE≫◎天覧競馬で14番人気の大逆転劇!/ヘヴンリーロマンス(05年天皇賞・秋)≪No.1予想≫◎北九州記念、馬単的中! 丹下日出夫ほか精鋭予想家陣が週末重賞を斬る!※予想は金曜日夕方より順次公開されます
■ナレーション 長岡一也ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。