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【トレセン最新情報】真打登場!秋デビューを狙う期待の2歳馬紹介(美浦編)

  • 2015年10月05日(月) 18時01分
6月から始まった新馬戦。2歳馬たちが続々とデビューしていますが、例年秋デビュー組には、有力馬と目される馬たちが多数!そこで、「10月の東京開催・京都開催」でのデビューを見据えている2歳馬の中で、調教の動きや関係者の評判などから“これぞ”という注目馬を、現役トラックマンが紹介します!(10/5は美浦トレセンより、10/6は栗東トレセンよりお届けします)


10月の東京開催でデビュー予定の厳選8頭!


 昨年は2冠馬ドゥラメンテ(2着)を筆頭に、弥生賞勝ちのサトノクラウン、デイリー杯クイーンCを制したキャットコインなど、名馬が多数輩出された4回東京の新馬戦。酷暑を牧場で過ごし、秋を待ってからの入厩。トレセンで乗り込んでからの出走とあれば、この開催に逸材が集結するのは当然ともいえる。今年も翌年のクラシックで活躍できる馬を、血眼になって探し出していきたい。

ウムブルフ(社台レースホース 、牡、父ディープインパクト、母ウミラージ、堀厩舎)
 早い時期にゲート試験を受からせるために入厩し一旦放牧。9月頭に期待馬を厩舎へ戻すというのが堀厩舎通年のパターン。兄ヴォルケンクラッツはダートで3勝。同馬もディープインパクト産駒にしては厚みのある馬体で、切れるというイメージよりは、スピードの持続力を感じさせる馬体。しかし、追い切りでは抜群に動くGI馬モーリスとの併せ馬で一歩も引かない迫力、勝負根性を見せつけた。追い切りを重ね、うるさい面が出てきたのは気がかりだが、そこを工夫して馬を仕上げるのが巧みな堀厩舎。「距離適性などまだ分からないが、反応がいい馬で見栄えも素晴らしい」と陣営の評価も高い。2日目の芝2000m。ルメール騎手。

スウィフトレイド(社台レースホース、牡、父Smart Strike 、母スウィフトテンパー、堀厩舎)
 ウムブルフ同様の調整課程。母は米GI勝ち馬でダート色の濃い血筋だが、昨年のゴールデンバローズ同様にまずは芝でのデビューを目指す。胸の深さは申し分なく2歳馬離れした迫力があるが、現状ではまだトモが成長段階。芝でのデビューとなるのも、力強さを欠く状況からなのかも。それでも馬体の雰囲気はかなりのもので大物に育つ可能性がある。4日目の芝1800m。ルメール騎手。

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