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毎日王冠を狙う

  • 2015年10月09日(金) 18時00分


◆高速決着への対応が求められる

ノーベル物理学賞を受賞された梶田さんのお母様、嬉しそうでしたね。息子さんの受賞翌日がお誕生日なんてねえ。
実はうちのおふくろも7日が誕生日でした。おめでとうコールだけでしたが歓んでくれました。
梶田さんは高校時代に弓道部に在籍していらっしゃったとか。よかった!ひとつだけでも共通点がありました。

タフな舞台設定。展開不問の印象が強いコースだが毎日王冠は開幕週とあって例年、高速決着への対応が求められる。
前々につけることができて平均的に速い脚を持続できるタイプ。差し馬であればつかず離れずの追走を続けてもうひと伸びが必要になる。
前者は外枠でも問題ないが後者は内枠から真ん中あたりの枠がいいのではないだろうか。
豪華メンバーがそろい次に大レースも控える。そのあたりも吟味する対象になってくる。

アンビシャスを推す。
本質的にはマイル戦のほうがより切れ味が生きるだろう。それでも開幕週の当レースなら踏ん張りが利くように思える。
折り合い面の課題を一戦ごとに払拭しており負担重量の比較からも有利に戦えるイメージが湧く。

エイシンヒカリは先陣を切って自分の型を貫くのみ。とはいえ前走は脚をためながら逃げ切る策でV奪取。メンタル面の成長も確かだ。

グランデッツァはハイレベル世代のトップランナーの1頭。いくらかワンペースの印象が強い走りで今回の条件には合っているように思う。

クラレントはある程度ばらけた展開、そして左回りなら崩れない。見込める条件通りならこの距離でも踏ん張れるはず。

ステファノスはスピードと力強さのバランスが素晴らしい。より楽しみなのは次だが今回も期待が持てる。

ディサイファは体力がつき前走のような競馬が可能になっている。こちらも次のステージでさらにギアを上げてきそうだが途上の段階でも怖い。

マーティンボロは南半球産で成長が緩やか。休養はそのまま充電と捉えることが可能でブランク明けでもおもしろい存在だ。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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