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アルゼンチン共和国杯を狙う

  • 2015年11月06日(金) 18時00分


◆ステイヤーの資質が求められる舞台

昨晩は食卓に粕汁が登場。寒くなってきたのを実感します。具だくさんで酒のアテになるんですよね。
大きなお鍋でつくるのでいつも三晩は続きます。十何年食べても感動する僕を見て嫁さんは笑いますがそれだけ感謝しているんですよ!

***

アルゼンチン共和国杯は坂の手前が発走地点。距離の印象以上にステイヤーの資質が求められる舞台と解している。
もうひとつ。
近年はのちに大舞台で映える馬が上位に顔をそろえることが多い。その点も踏まえて考えてみた。

ゴールドアクターを推す。
人間ならまさにモデル体型。スマートな肢体はいかにもステイヤーのそれだ。正攻法のレーススタイルは実に安定しており安心して観ていられる。
父は7年まえの覇者。続くジャパンカップを制したようにこの馬もまだまだ伸びしろがある。

レコンダイトの前走は着順こそ振るわなかったが自身はこれまで以上の末脚を駆使している。状態を上げて臨む今回は舞台設定を含めて条件が好転。侮れない存在だ。

レーヴミストラルは細身で仕上がり万全。この母系としては体質が強く初の年長馬相手でも潜在能力の高さで互角以上の戦いも可能だろう。

メイショウカドマツは前々で流れに乗れば実にしぶとい。コース相性がよく上積みも見込める。

フラガラッハは以前と比べて胴が長くなってきた印象を受ける。脚質にも幅が出ており発馬が安定してきたのも好ましい。

ニューダイナスティは伸び伸び走れば粘り強さを発揮する。条件も悪くなくムラ駆けタイプだけに怖さがある。

ヒラボクディープは長丁場に転じてよさが出始めた。晩成型でこれから伸びていく素材ではないか。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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