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チャンピオンズカップを獲る

  • 2015年12月04日(金) 18時00分


◆差し馬でも4角である程度の位置につけておかねば苦しい

マンションのエントランスにクリスマスツリーが飾られています。そういえばここに住もうって嫁さんと決めたのもこの時期でした。
きれいなツリーとこどもたちの笑顔。ママさんたちが気軽に挨拶してくださったのが嬉しかったんですよね〜。
もう十何年もまえのこと。いまもちびっこたちの笑いが絶えないツリーのそばは心地いいです。

***

押し切りを図るコパノリッキーを早めに動いて捕らえにかかるホッコータルマエ。両雄の勝負が戦いの要になりそうだ。
2頭の攻防を見据える馬をチョイスすべきか、さらに後方の追撃型に注目すべきか。
いずれも怖いが展開利は望みにくいのではないか。
乾いた砂で緩みのないペースを刻みながら上がりも速い。
ダート界の猛者がそろうだけに差し馬でも4角である程度の位置につけておかねば苦しい。
2か月の間隔をあけ調教を重ねて挑むのがナムラビクター。
約1秒もの発馬におけるビハインドがあった前走を考慮すれば、あれ以上のロスが生じるスタートは考えにくい。
昨年の2着馬であり地力は確か。発馬を決めて中団待機から4角で射程圏へ進出すれば十分に好勝負が可能になる。

先頭に出たホッコータルマエ。2番手で粘るコパノリッキーのあとからナムラビクターが猛追する。
このイメージで直線を描いてみた。

中心にはホッコータルマエを推す。ナムラビクターが僅差に迫り、コパノリッキーが直後で踏ん張るのではないだろうか。

ローマンレジェンドは自在性があり上位3頭に続く力を持つ。

ロワジャルダンはキングカメハメハ産駒らしく成長著しい。立ち回りが上手で競り合いになればおもしろい存在だ。

サウンドトゥルーはキャリアを重ねるごとに地力を蓄えてきた。セン馬特有の強さがあるだけに勢いは無視できない。

グレープブランデーの前走は気負い過ぎた感がある。臨戦過程がよく今回は落ち着いて走りに集中できるはず。一変があっていい。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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