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カペラSを狙う

  • 2015年12月11日(金) 18時00分


◆きっかけひとつで出世を

去年のカペラS。当欄で中心に推したのが12番人気のダノンレジェンド。2番手に挙げたメイショウノーベルは8番人気でした。
ダノンは5馬身のぶっちぎり。2着がサトノタイガーで3着がメイショウ。僕、3番手評価がサトノプリンシパルだったんですよ。
勝負服が同じなのでてっきりワンツースリーが狙い通りに決まったと思い配当金の3連単165万4200円を見てびっくり!
そしてほどなくがっかり…。サトノタイガーは無印でして。恥ずかしい経験をした分、今年はしっかり分析しないといけませんね。

***

個性派ぞろいで興味深い舞台。臨戦過程を見てもどのステップを重要視するか難しい。
短距離界はきっかけひとつでトントン拍子で出世をするケースが多い。
その点に着目してみた。

エイシンヴァラーを推す。
スプリント戦に適性があるのではないかと感じさせていたが前走はその印象に違わぬ快勝劇。
即座に控える競馬に対応してしっかりと伸びたようにまだまだ奥は深そうだ。
4歳という年齢からも成長の余地は十分。勢いに乗る手だろう。

キクノストームは自分の型を持っており強力な末脚を繰り出せる。発馬を決めて流れに乗ればより一層、怖い存在になる。

トキノゲンジは好調期間が長い。レース間隔をあけながら常に力強い差し脚を繰り出している。混戦になればおもしろい。

サトノタイガーは昨年ほどの勢いがないように思えるがメンバー構成を考慮すれば今年のほうが戦いやすいはず。接戦になるほど持ち味が出る。

シゲルカガは先行力があり容易にはバテないしぶとさを持つ。ダートのスプリント戦に戻り巻き返す。

タイセイファントムは脚抜きのいい馬場状態が合う。レースがうまくこの距離にも対応が利く。

マルカフリートは年が明ければ10歳を迎えるが衰え知らず。発馬地点の芝をスムーズにクリアできればこの距離でも末脚が映える。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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