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前走が良い内容のワンアンドオンリー

　いよいよ2015年ラストとなりますね。

　今年1年はショックな出来事が幾つかありすぎて、個人的にはシンドイ年でした。なんと言っても身近な人の早すぎる死は、日が経つ毎に重く圧し掛かるところも…。競馬界で言えば、後藤浩輝さんの死は今でも信じられないところもあり、過去のレース映像が流れる度に胸がズシンときます。これは私だけでなく競馬ファンの皆さんにとってもそうでしょう。来年はこういった悲しみは訪れてほしくないものです。

　冒頭から今年を振り返ってしまいましたが、改めて、いよいよ競馬納めですね。

　有馬記念、皆さんはどの馬からいきますか？今年のメンバーを見渡すと、古馬のG1馬たちの中には秋4戦目となる馬も多いだけに、若くフレッシュさを求めたくなるところもあるような気がします。私のまわりでは、菊花賞組を狙いたいとの声も多く聞こえます。やはり人間もそうですが寒くなるこの季節、いかに体力が温存されているかが集中力を持続できる意味でもカギとなるだけに、やはり重要な要素の1つといえると思います。

　そして最大の注目は、ラストランとなるゴールドシップでしょう。

　前走のJC10着の走りをどうみるか？ここが重要だと思いますが、個人的には鞍上の指示に応えた走りをしていると感じました。また前回はレース以前にゲートのことがあったので、それを考えても悪くない内容。もちろん全盛期との比較をすると、少し馬がコジンマリとしてきた印象や迫力にかける部分もありますが、それでも過去の実績から力は抜けた存在ですし、持久力が問われる中山コースは絶好の舞台。私は期待したいです。

　さて穴馬ですが、JCを終えた時点で馬券的に狙おうと決めていたのがワンアンドオンリー。前回のJCでのパドックでの前向きさが戻った歩きに加え、最後の直線ではかわされてからもうひと伸び見せての根性ある非常に良い内容でした。

　担当の甲斐助手も、「前回前からやり方を全て変えたのが、いい方向にでている」と、手応えを感じている様子。面白み、あると思えます。

　また追いきりが抜群と感じたルージュバックと、今回はスムーズにいったサウンズオブアース、そしてリアファルまで。この5頭を中心に考えています。

　それでは皆さん、ステキな有馬記念・年末年始をお過ごしください。

　今年1年もお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。ホソジュンでしたぁ。