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地元コースなら逃げ切り期待/ニューイヤーC

  • 2016年01月06日(水) 18時00分


◆波乱の可能性が高い重賞

 過去10年間における1・2番人気馬の成績は「1・5・4・10」で、波乱の可能性が高い重賞といえる。

 1600mの平和賞を制しているアンサンブルライフの逃げを中心視したが、平和賞2着のモリデンルンバと北海道から転入したタービランスにも優勝のチャンスはあり、展開次第ではフォクスホール・ラクテ・ワールドプリンスも上位食い込みの可能性を秘めている。

 ◎アンサンブルライフは強敵相手の全日本2歳優駿で3着と善戦しており、中間の調教内容も良く、地元コースなら逃げ切りに期待。

 〇モリデンルンバは転入初戦の平和賞は2着と涙を飲んだが、2戦目を快勝してアンサンブルライフへの雪辱を期す。

 ▲タービランスは北海道で長い距離を使われ続け、好位でレースが出来る器用さを生かせば重賞2勝目も。

 ×フォクスホールは地元コースで「2・0・2・1」の好成績を残しており、引き続き繁田の手綱で上位を狙う。

 注ラクテは追い切りで抜群の動きを見せているだけに、軽視はできない。

 △ワールドプリンスは先行争いが激しくなれば、鋭い決め手が生きる。

◎04アンサンブルライフ
〇01モリデンルンバ
▲02タービランス
×03フォクスホール
注11ラクテ
△05ワールドプリンス

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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