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中間の稽古も申し分なく重賞制覇に賭ける/金盃

  • 2016年02月09日(火) 18時00分


◆馬券攻略のヒントは「高齢馬」

 過去10年間における1番人気馬の成績は「3・2・2・3」とまずまずの結果を残しており、高齢馬が人気の4・5歳馬を負かすケースも目立つ重賞である。

 4連勝中の上り馬ジャルディーノの勢いに期待するが、古豪サミットストーンと長距離は強いプレティオラスにも優勝のチャンスはあり、展開次第ではユーロビート・ブラックレッグ・モンテエンも上位食い込みは可能。

 ◎ジャルディーノは1600m〜2000mで危なげのない4連勝を飾り、中間の稽古も申し分なく、好枠からの自在のレースで重賞制覇に賭ける。

 ○サミットストーンは使われつつ調子を上げており、56キロなら好勝負に持ち込めると見た。

 ▲プレティオラスにとって大井の長距離戦はベストの条件で、熱心な稽古内容からも、優勝の可能性は高まった。

 ×ユーロビートの近2走は物足りなさを感じるものの、昨年のマーキュリーカップで1着、東京記念で2着に健闘した実力は侮れず、吉原の手綱で不気味な存在といえる。

 注ブラックレッグは休み明けの前走を叩かれて、稽古の動きが目立つ。

 △モンテエンにとって距離延長は歓迎で、名手・戸崎なら軽視はできない。

◎03ジャルディーノ
○10サミットストーン
▲12プレティオラス
×02ユーロビート
注13ブラックレッグ
△15モンテエン

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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