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脇役陣も虎視眈々と逆転を狙う好レース/報知グランプリC

  • 2016年02月16日(火) 18時00分


◆馬券的な妙味は馬単・3連単にある

 重賞路線での主役に躍り出た大井のムサシキングオーに対して7連勝で挑むモンサンカノープスの一騎打ちと見たが、グランディオーソ・ケイアイレオーネ・インサイドザパーク・バトードールの脇役陣も虎視眈々と逆転を狙う好レース。

 勝敗のカギは船橋コースでの実績と、マイペースの競馬が出来るかにかかっており、馬券的な妙味は馬単・3連単にあると見た。

 ◎ムサシキングオーは初遠征の前走で3着と左回りに不安はなく、勝島王冠を制したように早め早めの競馬で2つ目の重賞を狙う。

 ○モンサンカノープスは重賞初挑戦になるものの、調教の動きにさらなる成長が見られ、相手はムサシキングオーと決めて直線勝負に賭ける。

 ▲グランディオーソは乗り方の難しいタイプだが、名手・吉原を配して有力馬2頭の壁に挑む。

 ×ケイアイレオーネはジャパンダートダービー3着の実力馬であり、手の合った的場の手綱でタイトルを狙う。

 注インサイドザパークは使われつつ調子を取り戻しており、得意な地元コースで軽視はできない。

 △バトードールは昨年の優勝馬であり、鋭い決め手は要注意だろう。

◎04ムサシキングオー
○06モンサンカノープス
▲14グランディオーソ
×09ケイアイレオーネ
注13インサイドザパーク
△01バトードール

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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